ソラ子の補習校でのひらがな50音テストが返ってきた。全部書けているけれど、「う」の最初の点の傾斜が急すぎる…とか、「あ」や「お」はもっと丸みをもたせるように…とか、「い」の一画目が逆向きに傾いている…とか、けっこう厳しく評価されて、点数は40点。

1年生のうちは字形を厳しく注意されて、2年生以降は直っていなくてももう注意されなくなるっていうのは知っていたけれど。カイカイの時よりもさらに厳しくなった印象。
 
最初が大事…ひらがなを覚えるときに美しい書き方を覚えれば、後で苦労しない…っていう考え方、日本的だなーと思うし、その理屈もわかるんだけどさ。
 
こんなに直されたら、やる気もそげるんじゃないのかしらね。ちゃんと字を覚えているのに、細かいなーって。
アメリカだと、鏡文字も発達的にまだオッケー(ソラ子、bとdで苦労しているぐらいだからね)とされて。よっぽど汚い字を書いていなければ、直されるわけでもないのに。
 
そう思ってしまうのは、カイカイの親だから?
カイカイ、こんなテストの結果が返ってきたら、「なにこれ!?細かすぎる!字はあっているのに、ひどい!」って怒っちゃうよ。
 
 
だから、びっくりしちゃった、ソラ子全然怒らないんだもん。ちょっとがっかりしたような悲しそうな顔をしたけど、、こういう結果を真摯に受け止めて、もっときれいに書けるようにしようって思ったみたい。その姿、ホントえらいと思う。尊敬するわー!!
 
 
「あ」はもっと丸く書いてだって。
「ふ」の点の向きがおかしいって。
「い」の向きは逆にしてだって。
 
注意された点を細かくソラ子に直させるんだけど、ソラ子、あ、そうなんだーって、素直に直すのよ~~~~笑い泣き
 
それって当たり前?
こういうことにえっらい感動しちゃうのは、カイカイで何年も苦労しているから?
 
ソラ子、何回も同じ間違えをするのよ。癖になっちゃっているから、「い」の一角目を逆側に傾けて書いちゃう。でも、指摘すると毎回、「あ、そうだった!」って実に素直。時にこの「何度言っても覚えない」にイライラしちゃうんだけど、こういう「あ、そうだった」という姿を見ると、あぁそうか、うっかり忘れちゃったんだね…って許せる気分よ、今日は。
 
そして、おかーさんが指摘しなかったような字も、「書き直すから消して」とリクエストしてくるほど。きれいに書きたいっていう思いがあるみたい。
こうしてひらがな50音テストで、注意された箇所を気を付けて書いた、国語の宿題。きれいな字でしょーーー!「い」の字が、すごくよくなったでしょー。
 
宿題とか、ホント嫌がらないで取り組んでくれるのよ。隣の部屋ではカイカイのほうが、うだうだイヤイヤ取り組んでいるのに。
頑張り屋さんだわーソラ子。日によっては、カイカイよりも長い時間取り組めちゃうのよ。
 
おかーさん、カイカイを育ててからソラ子を育ててみて。ホントよかったと思う。
最初は、カイカイみたいになんでもポンポン理解していかない、呑み込みの早い子じゃないってことに心配したりもしたけど。
 
でも。最近はますます確信しつつあるの。
ソラ子は頑張れるって。「あ、まずい、がんばらないとできない」って思いを何度もしてきているから、頑張ることが当たり前で、苦に思わないみたい。こういう子はたのもしいし、えらいなーーーーーーって思う。
 
ピアノも文字書きも、なわとびも、かわいい絵が描きたいってことも、なんでも、ソラ子は日々コツコツ取り組むよ。
そして、周りからのアドバイス(親からの)を拒まない!何か言われてイラ立たない!素直に聞こうとする耳を持っている!!
 
これもねーーーー、カイカイみたいな子を育てている分、本当に新鮮だし、ありがたいなーーーーーって思う。
 
ソラ子、えらいね。おかーさん、本当にそう思う。ソラ子はおかーさんに何かとても大事なことを見せてくれているように思うよ。