木曜日。カイカイが表彰された日は、実はウィンターストーム2日目だった。

午後、下校の前の時間に表彰だったから、仕事を早く抜けて駆けつけて。下校の時間が来て、さぁ帰ろうと思ったら。カイカイが、「行かないの?」と言う。

どこに?って言うと…

実はカイカイファミリーは最近、アニマルシェルターのウェブをマメに見ていて。前日の夜、おとーさんが、「うっわ〜かわいいー!」という子犬を見つけていたの。

絶対人気ですぐに引き取り手が見つかっちゃうだろうから、雨でも僕は行く!仕事の帰りに見てくる!とおとーさん。

おかーさんは、雷マークのついた完全な雨予報だし。ちょっと遠いし不慣れな道だし、夕方はもう真っ暗だし…で、行きたくなかったのね。

でも、カイカイは行きたかったんだねぇ。なので、「行かないの?」と。

うーーーーん。
確かにかわいかったけど…ホントに?うち、犬飼うの大丈夫か?ただでさえ忙しいのに、どうするんだ?

でも、子供達はもう何年も「犬〜!」とせがんでいたの。で、「ソラがもう少し大きくなったら。キンダー入ったら」って言い聞かせてたのが、もうキンダーになっちゃったし!これ以上引き伸ばす言い訳がない。子供時代に犬を飼う経験をさせてあげなかったら、大人になった時カイカイに恨まれるだろうなーって思うし。

もうこの1ヶ月くらいは、(犬を飼うのは)時間の問題…というのは感じていたのよね。あぁ近いな…と。

そんなわけで。
嵐の中、行ってきました。アニマルシェルターへ。

ドキドキしてたし、なんか、ホントに?ホントにいいのか?どうなるんだ?の思いが強くて、写真はなし。

唯一の写真は…
いたーーーー!2人でくっついて寝てるー!

生後2ヶ月の男の子と女の子のきょうだい。捨て犬だったらしい。

おかーさん、ウェブで写真を見て、女の子がいいかなーって思ったのよね。目がきれいな色してて、全身薄茶で。かっわいーのよ。

この子達、ラブラドールとテリアの雑種らしいのね。とは言っても、ホントのところは誰にもわからず、「おそらく」なんですが。

で、ラブラドールと言えば、どれくらい大きくなるのか…それが気がかり。うちは庭がないし、共働きだから、そんな長時間散歩行けないし…。

すると、シェルターのスタッフいわく。
今の体重の4倍が、成犬の推定体重…と。そこから察するに、大人になっても6ー8キロ…

それって、かなり小さい!おかーさんが昔飼っていたラッキーは8キロ、ハッピーは12キロくらい?いずれにしろ、キャバリアより小さいくらいのサイズになる見込み。階段のある家で、抱き抱えて上り下りすること考えたら、それはありがたいかも!

シェルターの人が面会時間を設けてくれて、子犬2匹ともまとめて広い柵の中に放して遊ばせてくれた。

どっちの子も元気。男の子の方がちょっと大きくて、足が太くてしっかりしている感じ。女の子は華奢でかわいい。

うーむ、どっちだー?おかーさんは女の子狙いで来たんだけど…おとーさんは男の子気に入ってる。そして、男の子の方が、立ち上がって何度もカイカイに前足をおいて、ジャケットのジッパーを噛もうとしたりしている。カイカイも、最初は(飼わせてもらえるなら)どっちでもいいって言っていたのに、「男の子がいい」と言う。
そして、一方ソラ子は、「女の子!」と言う。うーーーーん。どうしよーーー!

この日はもう夕方でセンターが閉まる時間が来たので、明日の朝電話して、取りに来てください…と言うことに。

この後、帰りの車の中、外は嵐で雷が鳴り響く中、どっちの子にするのか?名前はどうするのか?…さんざん話した後、子供達は車の暖房で、ふぁーっと眠りの世界に落ちていったのでしたー。

おかーさん1人(おとーさんは別の車で駆けつけた)で、雷と大雨と渋滞と戦って家に帰りましたわよー。

さぁ子犬はうちに来るのでしょうかー!?