忙しいカイカイ。もうこれ、かれこれ1年近くずっと抱えている悩みねー。それに、大量の補習校の宿題!が加わるから、ホントどうしたもんだか…と、おかーさんはずーっと悶々とし続けている。

 

その話はまた別の機会にするとして…。

 

カイカイ、1年生の時も、2年生の時も。算数のドリルは、宿題に指定されている範囲よりも、どんどん先に進ませておくようにしていたのね。これねぇ、夏休みにぐぐぐっと、8割がた終わらせちゃうのが鍵なのよ。そして、冬休みには全部終わらせる。

これをやっておくことで、毎週の宿題が減るのよ。少なくても算数はやらなくていいってことになるから。

 

この裏技?、カイカイが5月生まれであること=現地校ではすでに一学年上である からできることなのね。

だって、補習校で習う算数、たいていの部分はすでに現地校で習ってるんですもの。文章題は日本語の読解力も必要になってくるから要注意だけれど、いわゆる計算とか数の操作に関する知識を問う問題に関しては、正直、重複していて「やる必要ないでしょ?」と思うほど。カイカイ、現地校でも算数得意だし。

 

今年も、夏休み、日本滞在中に算数ドリルをガシガシやってもらって。できれば夏休み中に終わらせてしまいたい!とそう思っているわけですが。

 

夏休みを迎える前のこの時期は、まだあまり宿題の「すでにやってある」貯金がない分、しんどいのねー。

それでも少しずつ、少しずつ、貯金していっていて。5月に入った今では、来週提出の宿題は終わっている…程度には貯金ができているけど、手を抜いたらあっという間に追いつかれるレベル。

 

少しずつ少しずつ…は。具体的に言うと、車の中に算数のドリルと筆箱を常備している状態。ソラ子がバレエをやっている間とか、ドラムと空手の間の15分くらいの空き時間とか…もうそういう隙間時間を使って。ちょっとでもいいからやってー!みたいにして。算数に関しては抵抗してくることがない(好きだから)のがホントありがたい。

 

でもさー。算数のドリルをパラパラと見ていて思うのはさー。単元によっては、ホント、こんなの現地校でさんざんやっているだろうし、別に敢えて時間を注がなくてもいいって…と思えてくるものがあるのよ。忙しい日々で、ただえさえ、「もっと自由時間を与えるべきだ」と言う思いで、親としても葛藤しているのに。

 

なのでついに。

おかーさんは更なる裏技を思いつきました!

 

その名も…影武者作戦!

これ、影武者作戦で臨んだ部分です!
 
影武者作戦…説明しなくても何だかわかる?
 
ずばり、これ、カイカイの影武者=ソラ子にやらせました!!!!!!
だって、カイカイは現地校のカピタングランデで忙しいんだもん!ソラ子は補習校の宿題終わらせちゃって、暇そうだったしー。
 
もちろん4桁の足し算なんてソラ子ができるわけないので。
おかーさんが横で、「8+5は?」とか「3+2は?」とか一つ一つやっていくのね。で、計算して、数字を書くのはソラ子。
 
これねーーー とってもいいアイディアだと思うの!
1)「小学校3年生のおべんきょ」をやっている!というのが、ソラ子のプライドをくすぐる
2)「カイカイを助けている」と言う思いが、ソラ子の心を満たす
3)「おかーさんがつきっきりで勉強を見てくれる」ということが、ソラ子の独占心を満たす
4)簡単な足し算のいい練習になっている (ソラ子、20までの足し算はおはじきや指を使って一人でできる)
5)「3年生みたいに書かなきゃいけない!」という前提のもと、鏡文字や汚い文字を「あ、これじゃ3年生に見えないから直して」と言える=書き直させることができる(普段は、年齢相応…と敢えて直させない)
6)ひっ算の仕方に触れることは、将来習う時に役に立つかもしれない
 
ね?こう考えるといいこと尽くしじゃない?
 
4歳違いの妹が宿題をやってあげている…って、すごいよね(笑)。
あぁ、もっと二人の年齢が近かったら、もっと色々やらせられたのに、ざんねーーん!!なんて、間違ってる?
でもね、こんなことが可能な背景に、一つはっきり言えることとして…
 
カイカイ、字がとっても汚い!!!
 
正直、ソラ子のほうがキレイかも…。なので、先生も、ソラ子の書いた数字を見て、「これは小さい子が書いた。カイカイ君はもっときれいな字を書くはず」とは絶対にならない!!!下手したら、「カイカイ君にしては読みやすいなぁ」くらいに思われる(笑)。
 
カイカイの字を「汚いなぁ…」と思うたびに、昔、キリママに「字が汚いのは、ギフテッドだからかもよ?オズも、字がすっごく汚くて。ギフテッドの子で、字が汚いのはよくあることなのよ。Kaiももしかしたらgiftedなんじゃないの?」と言われたことを思い出す。これ、まだカイカイがギフテッドのテストを受ける前に言われた話なんだけどさ。
 
だから、「汚いなぁ…これギフテッドだから…で片付けていいのか…」と。これまた悶々とするんだけどね。読めなきゃ意味ないじゃん!もっと心を込めて書けよ!みたいに思うんすけどね。カイカイは、はっきり言って殴り書きです。日本語でも英語でもスペイン語でも!!
 
ま、それでも。そのおかげで、こうして替え玉に頑張ってもらうことも可能なのだから、よしとするか?
 
影武者ソラ子ちゃん、これからもよろしくねーーーーー!力を合わせてカイカイの宿題を終わらせよ――――う!