カイカイの補習校の宿題。冬休み、毎日1ページずつ、3種類の宿題(教科書ワーク、漢字ドリル、カタカナプリント)をこなそうねーと話したのに。

 

おかーさんが寝込んでいる日、奴は宿題をやらなかった!やりなさいって言ったのに!おかーさんが弱っていることをいいことに、やらなかったぞ!

 

テレビを見てもいいですかーって言うから、「宿題やったらいいよ」と言ったのね。ソラ子がおかーさんが用意したひらがな練習をちゃんと2ページこなして、テレビを見出したらさ。カイカイ、ちゃっかり自分は宿題やっていないのに、ソラ子と一緒になって見ていて。

 

それに気づいたのが、おかーさんが眠りから覚めた時で。「こらーーー!カイは見ちゃだめでしょ!」と叱ったけどさ。。ずるいオトコだ。

 

で、翌日、元気になってから(翌日には日常生活に支障がないほどまでに回復)。昨日の分と今日の分、合わせて6ページよ!と、毎日ちゃんとコツコツやればよかったーと言う思いを味わってもらおう…という思いで、言い放ち。

 

わ、わかったよぉぉぉとなったところで。

 

今度は、カイカイ、思いがけずプレーデートのお誘いを受けちゃってさ。翌日は楽しい事で思いがけず予定がうまっちゃったわけ。

 

夕方帰ってきて、さぁ!おかーさんがご飯作っている間に、6ページやってもらおうか!!!ってなって。

 

わ、わかったよぉぉといざ始めてみたら…

 

カイカイ、「できなーーーい!わかんないーーーい!」と躓いちゃったわけです。
 
一体何ができなかったのかと言うと…
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カタカナで書く言葉…のプリントで、まずは動物の鳴き声を書きましょうってやつ。
 
超簡単な気がするでしょう?多分、日本の小学2年生にとっては簡単なのよ。
これねぇ、何が難しいかと言うと、カイカイ、動物の鳴き声を日本語でなんて言うのか、ぱっと思いつかないんだった!!!
 
えーーーーーー!
多分、超定番中の定番、「ワンワン」はわかったと思うの。でもそれは例で使われてしまっているからアウト。
え、じゃあ、ネコはなんて鳴くのよ!?と聞いても、なんか答えが出てきそうで、でも自信がないなぁ言いたくないな…な感じ。ミァオなのかなニャオなのかなぁ、イヤ、違うかな、ミャーかなぁ…みたいな、そんなことが頭の中を巡ってそうな感じ。
 
じゃあカラスは!?って聞いたら、それは答えられた。ほっ。
結局、一覧の中で、自分で思いついてかけたのは、カエルのゲロゲロ(カエルの歌で思いついたんだと思う)と、あとは「ピヨピヨ」と言う音。何の鳴き声って言ったら、「とり」と答えていた。まぁ間違えではないけど、厳密にいえばひよこだと思うよ。ガオーもパオーンもチューチューもコケコッコーもチュンチュンも、全部おかーさんが教えたさ。耳にしたことはあると思うんだけどなー。忘れちゃったんだろうなー。
 
そして、更には「いろいろなものの音」
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これは、全部完全に自力でやってもらったもの。突っ込みどころ満載です。
 
まず鈴。シャラシャラだそうです。うーん。リンリンとかチリンチリンとかじゃないか?
雷ゴロゴロ。これはセーフ。グッジョブ。
そして「ガチャ」ははめる音らしいです。うーん、まぁね。何をはめた音なんだろう?
太鼓ドンドン。これもセーフでしょう。
笑ったのが、リモコン「カチャ」。絶対違う!でもどうしてカイカイがこう思ったのかわかる!おかーさんの実家ではリモコンのことを「カチャカチャ」と呼んでいるんです。カイカイの家では基本「リモコン」と呼んでいるけれど、多分、「カチャカチャ」と言う言葉も耳にしたことがあるのよね、カイカイ。じゃなきゃ、こんな言葉思いつかないでしょー。
そして、雨「ポッポッ」(笑)。これ、「ポツポツ」って書きたかったんだろうけれど、間違えて「ポッポッ」になってしまった模様。音としては合っていただけに残念!
続いて、紙。「パラパラ」。これも微妙!?まぁセーフかな。パラパラめくる音を表現しているのかな。多分、「パラパラ漫画」と言う言葉を知っているから、そこから思いついたんだろうなー。
そして、風は「ビュウンー」だそうです。あーあっているけれど、カタカナの書き方的にアウトね…。それを言うなら「ビューン」ね。
最後の缶(?)の「ポソポソ」はカタカナ的にも、音的にもアウト。多分「ポンポン」って書きたかったのだろうけれど、缶の音で、「ポンポン」もよくわからないし…。
 
ここまでやったところで、「もういやだーできなーい」と、べそかきだした。
続いての課題は「おすすめの物の音を文章にしましょう」らしいが、この「おすすめの」って言う意味もよく分からん。おかしくないか?
 
ちょうどご飯の時間になったので、もういいよ、続きは後でにしましょう…ってなったんだけどさ。いやぁ、擬音かー。おかーさん的には擬音は日本語の中でも、非常に面白い部分なんだけどなー。これ、日本語の擬音、擬態音の感覚がしっかり備わっていること=一般的な擬音、擬態音が理解できて使えて、更には、日本語の音感を使って自分で擬態音を作り出せるレベル=真の日本語マスターだと言ってもいいと思うんだけどなー。
 
カイカイがここで苦労しているとは!そうか、そうなんだねーと。一見日本語ペラペラで、日本育ちの子と遜色なくやれているようで、こういうところで苦しむんだなーと、なんかいい発見だったなと思った次第なのでしたー。