カイカイ、12月からバスケットボールを始めましたバスケ

 

もともとおかーさんが「チームスポーツするならバスケがいいなぁー」と勝手に思っていたのだけれど、カイカイは興味なしで。それがこないだの、ソラ子のPeeWeeスポーツで、カイカイも一度バスケを体験する機会があって。そしたら、「あ、バスケもいいかも」と思うようになってくれた…と言う次第。

 

お、これはチャーンス!と。おかーさん、近所のレックセンターでの、週2バスケクラス(3か月コース)にカイカイをSignUpして。スタートしたのが先週。

 

これがねぇ…。

 

なんとも。

 

アメリカの子供向けスポーツにしては珍しく?、けっこう厳しいんっすよ!!!

 

アメリカって、褒めて育てる教育が徹底しているからさ。スポーツ系の習い事も、今まで体験してきたものを振り返ってみても、全体にみんなやさしかったの。Good Job Kai!とか、That was perfectl!とか。とにかく褒めるのが普通。普段は見ていて、「甘すぎるんじゃない?」って思うくらい。

 

それが…このバスケ。まずコーチが、大柄黒人男性なのね。もうその時点で、黄色い声でGood Job Kai!!なんてことは絶対にないわけさ。で、この大柄黒人男性が。けっこう不愛想なのね(笑)。 

 

加えて15人くらいいる生徒の中でも、半分以上はリピーターの方。だから全くの初心者ではない。けっこうバスケが好きで、クラスが始まる前のちょっとの時間で、自然発生的にスタートしたミニゲームをして遊んじゃう…みたいな、そんな輩たち。この子供たちも、決して愛想がよくない。カイカイが興味を示してボーっと突っ立って眺めていても、「一緒にやろうよ!」とか誘ってくるよな雰囲気はない。年齢も8歳から10歳のクラス…と言う事は、カイカイは最年少の子の一人なるわけ。そんでもって全体的にフレンドリーな雰囲気なクラスじゃないのよ。なんか硬派な雰囲気。

 

そして練習がスタートしてビックリ。とにかく基礎練重視。最初はひたすら走らされる!カイカイの目から見たら、走っても走っても、ちっとも褒めてくれない。終わりが見えない。バスケットボールしたいのに、走ってばかり…。疲れた…。そんな感じだろうなぁ。

 

20分くらいして?やっと「水飲み休憩、30秒!」とか言われて、おかーさんの座るベンチにやってきたときには、カイカイ、涙目で首を激しく降って、「イヤだ…帰りたい…」とべそかきモード。まぁ、確かに今までカイカイが体験したスポーツクラスとはえらい違いかもね…。まさに体育会系のノリってやつでしょ。

 

カイカイもバテバテだったけれど。でもそれでも基本、足は速いからさ、どうにかこなせたんだわ。ただ、体力不足が否めない。最初は体は一番小さいながらも、足は3,4番には入る速さなのに、何回も何回も走っていくうちにどんどん顎が突き出て、スピードも遅くなっていく…。まぁスタミナがないのは事実だからなー。しょうがないよ。しんどいかもしれないけれど、この練習を3か月こなせば、確実に今よりは体力がついて。それは空手の組手にも役立つし、来年の運動会のリレーの選手になるための練習にもなるよ…だから、がんばろう!って励ましたさ。

 

でも、クラスの中には、ちょっとぽっちゃりの男の子がいて。その子なんかは、走るのが全然できなくて。最後はしんどくて泣きだしちゃってた。泣いちゃうほどしんどくて途中で抜けて、また戻ってきたリ。そんな雰囲気。

 

で、やっとボールを使った練習が始まったら、カイカイの気分も上がって。終わったころには楽しそうにすっきりした顔で帰って来たけどさ。でも、全くの初心者+年齢も小さい+体も小さい=なカイカイは、性格的にも、自分が不利な条件な場所にいるって言うのは敏感に感じるし、そういう場面では委縮するからさ。がんばれーカイカイ。きっと、イヤだなーって感じだろうなぁ。

 

練習を終えたカイカイのことは、それはもうべた褒め!!!おかーさん、褒めて、褒めて、ほめまくりました。行きたくない!もういやだ!とか言われるのが一番困るので。「3か月」と終わりが決まっているクラスなのだから、とにかくつらくても辞めずに最後まで続けることで得るものは大きいと思う。辞めちゃったら「あーあ、バスケは僕に向いていなかった」で結論付けちゃうだろうし。

 

2回目の練習。嫌がらずに行ってくれて一安心。お菓子もいいものを用意して。ガッチリ応援モード。

ちょっと早めについたら、コーチの大柄黒人男性が、カイカイのところにやってきて「t's up?」みたいな感じで手を差し出して、High 5を求めてきていた。この挨拶の様子も、ぶっきらぼうっていうか不愛想って言うか…ちょっと怖い…っていうか。でも、これはきっとこの人なりにすっごくフレンドリーなんな対応なんだろうよなと、おかーさん的には理解。でも、カイカイは委縮して、オドオド気味に手を差し出し返していた。

 

練習を見ていて思ったのは、カイカイ、高いところから落ちてくるボールをキャッチするのとかが苦手。ドリブルは全くの未経験者だったから、伸びる伸びしろは大きく、たった2回の練習でぐぐっとうまくなった印象。初心者は成長が大きいから褒めどころがいっぱいあっていいね。

 

せっかく週2回頑張っているのだから。苦手なところを練習する時間を家でも用意してあげなくちゃ。より上手になったら自信もついて、クラスでの居心地もよくなるだろう!

 

そんなわけで。日曜の朝。

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カイカイ、おとーさんとバスケの練習。でも、カイカイ、おとーさんにムリヤリボールを奪い取られたことが気に入らなくて、すぐにへそを曲げてコートを降りてしまった。……。まったく、お子ちゃまだなぁ!
 
誰にも邪魔されず、自分のペースで一人で練習したいのさっ。という後ろ姿。
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この態度がねー彼の成長を阻むんだなー。おとーさんのことは特にライバル視している節もあって。アドバイスを聞こうとしないのが困りもの。
 
ま、初心者なんで。どんな練習でも、ボールと触れ合って身体を動かしてさえいれば、何かしらうまくなっているって思えばいいんだけどさ。
バスケットマンカイカイ…あと3か月ほど続きまーす。がんばれー。