土曜日。カイカイを補習校に送り出してから、何気なくコーヒーテーブルを片付けていたら…
カイカイの筆箱発見!!
あっちゃー。朝バタバタ出かけて行ったから、おかーさんもカイカイも全然持ち物確認しなかったー。
あーー!カイカイ、筆箱忘れたー!っておかーさんが言ったら。
ソラ子が横で、「だいじょうぶだよ、ぼく、えんぴついっぽん、入れといたから、バックパックに」と、落ち着いた声で言ってきた。
えーほんとに!?ソラちゃん、本当にカイカイのバックパックに鉛筆入れておいてくれたの!?
っていうか、なんでそんなことしたのか、ちょっと謎なんだけど(筆箱を忘れているから…とかわかっていたわけじゃないと思うの。だったら筆箱入れておいてくれればいいじゃないねぇ)!?
ソラ子、力強くうなずく。本当に鉛筆一本入れておいてくれたそうな。確かに、カイカイの筆箱を覗くと、鉛筆が一本ないし。
うーん、カイカイはその鉛筆の存在に気づいてくれるんだろうか?気づくといいけどー。
で。
この日はおとーさんが2時間目に授業参観に行く予定だったので、筆箱はおとーさんに託して、カイカイに授業参観の時に渡してもらうことに。
そして夕方。カイカイが帰って来た。
カイカイ、今日筆箱忘れたでしょう。ソラ子が、「鉛筆一本入れておいた」って言っていたけれど、わかった?と聞いたら。
「うん!助かったよー!ホントに入ってたんだよ!あ、筆箱忘れた!あれ?鉛筆があるって!」
おぉぉぉソラ子、ぐっじょーぶ!
なんでカイカイのバックパックに鉛筆一本投げ入れたのか不思議だけれど、よくやった!!
で、筆箱を開けてびっくり!
(おかーさんのピントの合わない携帯で撮影。ピンボケでごめんなさい)
鉛筆の先っぽが折れている!
一体どうしたのこれ!?
すると、カイカイの顔がさーっと曇って。
その様子を見て、カイカイ、お友達に悪ふざけされた?パキッと鉛筆折られた?なんて、悲観的な勘繰りをとっさにしちゃったおかーさんですが…。
カイカイがぼそっと…「ぼく、口さみしくて鉛筆噛んじゃうの。で、噛んでたら折れるようになっちゃったの…」と。
確かに、他の鉛筆を見ると、先っぽに歯形がついている…。
でたっ!!
カイカイの「口さみしい」癖はもうずーーーーっとある癖で。
このブログにも折に触れて記したことがあるように。
キンダーが始まってすぐの頃は、シャツの襟ぐりをしゃぶって、ぐちゃぐちゃびしょびしょにしたり。つい何か物を口に持っていきたい子なのよね…。キンダーの頃は、「これはしゃぶっていいから」と、カイカイ専用の「お兄さんおしゃぶり」を与えたこともあった。
これって、「不安傾向」とか精神的なことに結びつけて考える人もいるし。OTさんとかだったら、「Oral Sensory seeking behavior(口唇の刺激を求めちゃう)」って括るだろうし。
おかーさんが思うに。これ、キンダーのシャツぐちゃぐちゃ事件とかは、確かに大きな環境の変化に緊張もあっただろうから、それを落ち着かせるためにやっていたんだろうなーと思うのよね。だから多少は精神状態が反映するんだろうけれど…。
でも、カイカイが「常に不安にさいなまれながら生きている」ようには思えないから。不安じゃなくても、なんとなく暇なときとかちょっと甘えたいときとかにも、つい口への刺激を求めちゃうんだろうなーと思うんっす。
寝るときの赤ちゃんごっことかでも、おかーさんの腕に口をぎゅーっと押し付けたりするし。ついこないだも、おかーさんの職場で2時間くらい時間つぶししなくちゃいけない時があって。大好きなジェロニモスティルトンをずーーーっと読みふけっていたんだけれど。さぁ帰りましょう…と声をかけて、ふと見たら、シャツの襟ぐりがぐしょぐしょだった!!
なーんでシャツかじってんの!!と注意したら、「だって口さみしいんだもん」と。
鉛筆をかじっちゃうのも、不安なんじゃなくて、多分、ぼーっと授業を聞いていてちょっと暇…でついやっちゃうんだろうなと。
他の人だったら、髪の毛をくるくるいじっていたり、鉛筆をくるくる回していたり、貧乏ゆすりしていたり…そういったことをする代わりに、カイカイはそばにあるものを口に持っていってぼーっとする…そんな感じなのかな?と。
いやぁーでも。鉛筆が折れちゃうのはまずいから!鉛筆の芯って体に良くないんじゃなかったっけ?
「だって口さみしんだもん!」と言うカイカイに。じゃあおかーさんが、なんかかじっていいもの探してあげるから!鉛筆をかじるのはやめなさい!と話して、とりあえず終了。
さーて。何がいいですかねぇ?ガム、するめ?都こんぶ?ビーフジャーキー?
ちょっとそのあたりの食べ物をトライしていこうかと思います。