tetsuのブログ

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システィックヒグローマ、胎児水腫、IUGRになったけど、元気に産まれた娘のメモ等。

いらっしゃいませ。tetsuです、どうぞよろしく!



妻が妊娠中に胎児に発症率0.06%というシスティックヒグローマ、胎児水腫を診断されました。


羊水検査を受け、染色体検査結果は正常で、上記の症状の原因で考えられる染色体異常の疑いは低くなりました。エコー検査による心臓等の構造も正常との診断でした。

その後、IUGR(子宮内胎児発育不全)にもなり不安な日々を過ごしましたが、


2012年正月、少し小さめですが無事元気な女の子を出産しました。


胎児水腫・システィックヒグローマでも元気に生まれた例はあります。

娘の成長を記録しておこうと思います。


初めからよむ

http://ameblo.jp/julietmam3/entry-11104588463.html


テーマ別記事一覧 赤ちゃんのこと(胎児期)

http://ameblo.jp/julietmam3/themeentrylist-1-10046687021.html


テーマ別記事一覧 生後

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生後100日が経過し、

体重が小さい(4800g)のと、目の横の苺状血管腫以外は特に問題なく元気に育っている。


目の横の苺状血管腫の治療の為、新潟市の大学病院にてレーザー治療を行った。


また、神社にお礼参りをし、

家族で100日のお祝いを行った。


感情の表現や、声みたいなものもあらわすようになってきた。


あとは、もう少し大きく成長してくれると良いのだが。

これは、良く飲み良く寝るしかない。がんばれ。


胎盤の病理解剖結果がでている。


絨毛膜の形成が不十分な胎盤で、絨毛も妊娠週相当で未熟であり、FGR(子宮内胎児発育不全)の原因と考えられる。


胎児水腫、システィックヒグローマの原因は不明である。

目のよこにある、赤いあざが苺状血管腫と診断されている。


苺状血管腫は毛細血管の集まりで赤く、娘の場合目の横にあるので目立ってしまう。


今は1センチくらいだが、でこぼこと立体的になってしまうこともあり、その場合は外科治療をほどこす。


放って置いて7歳くらいまでに自然に治るのを待つという治療方針もあるが、

それは近所の小児科とかの治療らしい、

でもそれだとあとが残ってしまうこともあるし(実際私の腕にもなんか赤いあざあるし)、

皮膚科では今は早いうちにレーザーで治療してしまうのが主流の治療方法と考える。


今のうちに治療すればまったくあとは残らない。



一か月に1回くらいずつ何カ月かに渡り、可変パルス色素レーザーの照射を行う。


特定の部位に特異的に吸収される波長のレーザー光を照射して、まわりの正常な部分に影響せずに血管やメラニン色素だけを選択的に破壊し、色調の減少を期待する。


治療後は十分に患部を冷やし、数日、紫外線に当てず、濡らさず、軟膏をぬって過ごす。

その辺はまだ赤ん坊なので動き回ったりしないし問題ない。


21日に初回のレーザー治療を行った。


28日に経過を見るため世田谷の医療センターを受診する。

次女の1ヶ月健診の受診に世田谷の医療センターへ行った。


3105g 良く成長しているし、元気だ。


しかし、小さく生まれたためまだまだ小さい。里帰り出産から新潟へ戻る時はまた新潟の病院に紹介状を書いてもらわねばならない。


懸案事項として、顔の横にある赤いあざが、苺状血管腫と診断された。

命や身体に別状はないが、女の子なので気にする。


レーザー治療で消す治療を行うこととなった。

30日、体重が2326gになった。


2300gを超え、医師の許可がおりたので、本日昼、無事退院の運びとなった。


あなたにあえて本当によかった。うれしくて、うれしくて、言葉にできなーい、ラーラーラーララ・・・



今後も心配はつきないと思うが、健やかに成長してくれることを祈り、

長女ともどもたくさんの愛情を注いであげようと思う。


退院してもまだ2300そこそこg、まだとても小さい。

東京はここより暖かいが、体調管理に気をつけよう。


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【出生時からの体重の増減】

体重  前日比  出生時体重からの減少割合

          ↓    ↓    ↓ →(2100-体重)÷2100 (6~8%がよい?)

13日(生後0日)2100g   -     -

14日(生後1日)2016g -84g   4%

15日(生後2日)1956g -60g   6.8%

16日(生後3日)1950g  -6g   7.1%

17日(生後4日)1966g +16g   6.3%

18日(生後5日)2018g +52g   3.9%

19日(生後6日)2002g -16g   4.6%


【新生児科のお話】

・-2.2SD 軽いSFD

・システィックヒグローマによる後頭部の軽いたるみは成長とともになくなるだろう、処置は不要

・退院まで(2300g越えるまで)は2週間くらい

・心雑音は今はなし

・心臓、脳の検査は必要なら入院中に行う、脳も心臓も胎児期にさんざんみてるから、今になって重篤な何かが見つかるとは思わない。あわてて検査する必要性は感じない。胎児水腫になっても原因がわからないことがほとんど。 とのこと

13日の金曜日に産まれてから3日が経過。


体重減少率も6%程度で正常値。ただ出生時で2100gと少ないため、1900g代まで減少してしまった。


こちらの病院は母子同室のため、本日より新生児室から病室へと移動となった。


昨日まで新生児室でよく泣いていたが、ミルクを飲む時以外はよく寝て、割と静かにしている。

ミルクを飲むのも力強い。

腰椎麻酔にて、意識のある中での帝王切開による出産。

赤ちゃんの産声は普通に大きく、顔を見て少し触れ合ったのち赤ちゃん移動、閉腹処置となった、とのこと。


胎児の体内位置が悪く、エコーでの計測が困難だったとはいうものの、1700g代でIUGR(子宮内胎児発育不全)の診断だったものが、2100gで小さいが36週3日の正常範囲内での出生。


前々回のエコー診断時、通常の機械の故障により、高精度の機械での計測となったが、その値が割と近い値だったのかな、と考えられる。


出産時の医師の所見

・臍帯(へその緒)がとても細い(血流は正常だったが、血流量が少なかったのかな?)

・胎盤にプラセンタルレイク(胎盤の胎児側表面の血等(?)のエコーフリースペース)等、問題があったが、

胎盤が小さく、出生時はもうぼろぼろで原形をとどめられていなかったので胎盤をよく観察できないかった、とのこと

病理解剖に出し、結果は1ヶ月先頃に出る予定。


・今回とても小さめで産まれたが、上記の問題が原因かはまだ不明

・今回赤ちゃんがシスティックヒグローマと胎児水腫になったことと、胎盤、臍帯の問題の関連性はまだ不明

13日15時頃緊急帝王切開にて、次女誕生。

2100gの元気な女の子が生まれた。

一昨日のエコーでは1800g以下と診察され心配していたが、生まれてみれば2割増の2100g。
なんとか未熟児をまぬがれた。

今のところ、小さい以外はその他の異常は見受けられず、新生児室で元気に泣き叫んでいる。
抱っこしてみると、クリスマスに長女に買ってあげたポポちゃんより少し大きいかなくらいの大きさ。

これからも心配はつきないと思うが、何はともあれ一段落と考えていいのではないかと思う。

妊娠15週でシスティックヒグローマと胎児水腫を発症し、
生まれるまでに胎内で死んでしまったり、産まれても長く生きられない等で妊娠断念の記事を目にする中、
状態の改善から赤ちゃんの生命力に賭けて妊娠を継続した。
30週からはIUGR(子宮内胎児発育不全)を発症した(生まれてみれば36週3日で2100gもあったのだが)

一時はどうなることかと思った、会えないことも十分に考えられた我が娘。
生まれてきてくれて、嬉しさも本当にひとしおである。

病院の関係者はじめ多くの方々の尽力と思いに感謝して、娘の初めての誕生日を終えた。