ご来訪いただき、ありがとうございます。

 

 

 

 

フルタイム共働き高齢夫婦。

ことばの発達ゆっくりめの娘。

超偏食で、食に難あり。

都内在住の3人家族です。

 

 

 

 

我が家の娘、療育に通い始めて半年になります。

 

現在通っているのは、2か所に週1・1時間ずつ。

(療育50分・フィードバック10分)

 

・A事業所(地域密着型・ABA方式):休日(昼)

・B事業所(全国展開・超大手):平日(夜)

 

月に10日枠で、たまに集団が休日にかぶれば申し込みますが。

基本はどちらも個別療育です。

 

どちらか1本化したほうがいいのはわかっていますが。

(実際、区の方針も原則個別2事業所はダメ)

 

いろんな理由があり、区からも認められてこの体制になりました。

 

 

私が探していたのが初夏ということもあり。

中途半端な時期というタイミングの悪さもありましたが。

まずは、近場(居住区)で探してみました結果、こんな感じ

 

1.送迎の関係で土日希望だが、ほとんど枠がない

2.平日は空いていても午前中のみ

3.土日は2年待ち

 

 

いや、もう入れる気がしない!!

 

リアルに、あのときは後悔に泣きながら探しました。

 

そうやって見つけたのが、居住区外のA事業所と、B事業所。

 

特に、A事業所は土日も枠が空いていたので。

ここ1本でいいのでは?とも思っていたものの。

 

見学(という名の面談)に行ったら、代表さんの圧が強くて。

通わせるのが若干不安になったのです。

 

だって、空いていることが不安になりません?

あと、悪い口コミもあったりして。

(1件だけだけどさ・・・)

 

そういう心配もあり、大手のB事業所に体験に。

すごく感じもよくて、気に入ったものの。

平日午前中のみということがネックで、とても1本化できない。

 

 

私見なのですが。

 

週1回1時間程度やったからといって、伸びるかといえばそう思えない。

最低2回(2時間)以上はあったほうがいいと思っていました。

 

なので、私の中で週2回が最低ライン。

でも、両親フルタイムゆえに平日送迎は1回が最高ライン。

 

 

諸々の事情を鑑みて、ふたつに通わせたいという方向性が決まり。

区の面談でもそれが認められて、無事に2事業所契約となりました。

 

原則は、集団1・個別1みたいなのしかダメなんですけど。

どちらも、状況に応じて集団もやるスタンスだということ。

そもそも枠がないことや送迎の関係で、これがMAXであること。

 

どれが決め手だったのかはわからないけれど。

 

区の担当者さんには、本当に感謝しています。

 

 

 

そして、半年が過ぎ。

 

それぞれに思うこと。

 

 

まずは、A事業所。

 

最初は不安だったのですが。

担当の先生たちは、とても良い方だちで。

娘の困りごと(凸凹)に密着してスローステップで向き合ってくれます。

 

スローすぎて、少し物足りないかな?

って思うこともありつつも。

 

でも、親側の意見もよく取り入れてもらえます。

 

 

 

そして、B事業所。

 

いろんな教材が次から次へと出てきて。

娘も興味を持って取り組んでいます。

 

とてもよく考えられた教材だと思います。

 

しかし。

大手だからと安心しきっていたけれど。

通わせてみたら、??と思うようなことも。

 

大手ゆえに、やり方が画一的というか。

娘の凸凹にフューチャーしてもらえないというか。

 

その教材、今の娘には意味がないのでは?

(興味なしで全然聞いてない)

不真面目な態度を注意してほしいのに・・・

(そっぽ向いたり離席したり)

 

みたいに、授業(?)が見えているゆえにヤキモキします。

 

 

 

それぞれに、メリットデメリットがあるものの。

(あとは時間帯の問題)

気持ちは、A事業所に傾きつつはある。

 

次回受給者証の更新の際には、一本にしなさいって言われるかもしれない。

そう懸念していましたが。

 

 

 

ここで、巷で話題の療育業界の改正の話が絡み、ややこしくなってきました。

 

一般的には、放課後等デイサービス関係のほうが目立っている?

 

なんか、ただの預かり型のサービス業者など。

療育ほぼ関係ないのに補助金(報酬)だけもらっている業者が乱立しているそうな。

 

 

でも、児童発達支援関係の改正はあまり探せなくて。

最初はよくわからなかったんです。

 

児童発達支援も、確かに業者がたくさん参入している業界ではあるものの。

療育を受ける現場であることには変わりないのに。

(もちろん、大半は資格者じゃない人たちだろうけど)

 

 

で、いろいろ見てみたんですけど。

 

ここのサイトの話がわかりやすいかも。

 

 

 

要は、時間による報酬カットです。

 

4時間預かり療育しているところと、1時間だけの療育と。

これらが同じ報酬(1日)っておかしくない?

短いところの報酬を安くしようぜ!

 

っていう趣旨のもとに、報酬改定が行われるそうな。

 

 

そのため、個別療育を基本としている業者たちは大打撃!!

 

報酬を今までのように満額もらうためには。

時間や内容などの一定条件をクリアせねばならず。

 

1時間の個別療育を維持するのは難しいので。

3時間の集団療育のみに切り替えます!

 

みたいに方向転換する業者が増えているそうです。

(某大手L事業所とか)

 

 

 

療育に通うお子さんたちは。

集団療育が効果的な子もいるとは思うが。

大部分は、個別療育で凸凹(困りごと)に添ってもらうのが主目的だと思う。

 

うちの子なんかはまさにそうで。

集団だと保育園と同じで。

周りの様子を見ながらなんとなくできてしまう。

 

「言葉」での指示・理解のエリアを伸ばしていきたいのに。

それじゃあ意味がない。

 

 

幸い。

A事業所は、預かり時間は長くなるものの、個別の時間はなくさない。

B事業所は、現在の個別中心のスタンスのままでいく。

 

そういう方針だそうです。

 

やってみて、不都合があれば変わっていくかもしれませんが。

 

 

とりあえずは、娘が個別療育を受けられる環境は確保できそうです。

 

 

 

 

送迎付きとか。

長時間療育とか。

 

ちょっとうらやましいな・・・と思っていたこともありますが。

 

今回の件で理解できました。

 

1時間(個別)でのメリットもじゅうぶん大きいです。

 

量と質?

いや、求めているものが違う?

 

 

なんにせよ。

 

娘のために、始めた療育。

 

娘のために何をすべきかを。

これからも考え続けて、選択していきたいと思います。

 

もちろん、時間の許すかぎりですが・・・。

 

 

療育に週4以上通わせることにして。

仕事をやめた方。

パートになった方。

 

A事業所では、そんなお母さんたちとお話もしました。

 

 

みんな、我が子のためにがんばっています。

 

 

そして、事業所の皆さんも必死です。

 

報酬がカットされて、事業所がなくなってしまっては本末転倒です。

 

 

改正の趣旨はわからなくもないですけれど。

(公明正大な公費注力のため)

 

やはり、親は我が子の環境を守りたいのです。

 

 

 

 

 

こどもちゃれんじ