女性が定年退職だって!!!!!! | ベテママの日記

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40代になって、初めて楽器の

グループレッスンというものに参加しました

 

 

それまでは個人レッスンの経験しか無かったので

とても不安でしたが

初めて見ると意外に充実した、楽しいものでした

 

 

一番の違いは、当然のことですが

レッスン仲間とのふれあいです

 

 

 

 

仲間の、一番多い層は

リタイヤ男女です

 

 

育児や仕事から引退した人が

新たな趣味を求めてやって来ています

 

 

 

 

それは想像していた通りでしたが、

驚いたのは、

会社を定年退職した女性

が多いことでした

 

 

 

 

ベテママは22歳で就職しましたが

その会社は、女性社員には何も教えず、

男性の補助的作業だけをさせ、

なるべく早く退職するよう、圧力をかけ続けました

 

 

あ、補助的作業というのは

会議の資料作成、コピー取り、お茶くみだけではありません

 

毎日午前11時を過ぎると男性社員の昼食の世話が始まります

外食やお弁当の人もいましたが、

出前を取る人が多いので、メニューを持って回り

注文を取って集金をします

 

…といっても、男性社員はほとんど席にいません

大きな工場でメカニックと話をしたり、

屋上の商品置き場にいることが多いので、

メニューを持って追い掛け回さないといけません

10人の注文と集金は大変な作業です

 

それが終わると、ガスでお湯をわかしてポットに入れ

全員の湯呑と一緒に休憩室に置きます

 

男性社員が入って来る度に飲み物の給仕をします

 

 

大きな問題は昼休みの後半です

男性社員が食べ終わったお皿を

流しでざっと洗ってまとめておきます

 

この作業にはかなりの時間がかかるため全員作業ビックリマーク

女性社員は外食に行っても早く戻らなければなりません

 

湯呑も洗うのは当然のこと

 

 

 

午後2時頃、お店の方がお皿を下げに来るので

お皿を渡して集金しておいたお金を支払います

 

 

 

 

 

仕事のことは何も教えてくれないのに、

男性社員の誰がどの湯呑なのか、お茶かコーヒーか、砂糖をどのくらい入れるのか…

 

決して間違えてはいけないのです

 

 

 

そして絶望的なのは、

 

男性にも新入り、下っ端の仕事というものはあります

でもそれは後輩が入社してくれば

順送りになるのです

 

 

ところが女性は何年いても、

交替での出前の注文と、

全員での皿洗いから逃れられません

 

後輩女性社員が、会社の肩叩き圧力を素直に受けて

どんどん退職していく中

ベテママは7年間頑張りましたが

その頃には大量採用された同期の女性社員は

ほとんど残っていませんでした

 

ちなみに同期の男性社員は

とっくに班長、グループリーダーになっていました

 

 

 

 

また、女性は残業をさせてもらえません

男性は、席でビールを飲みながら

ダラダラ残業が認められ、残業代がもらえるのに

 

 

そして女性社員は帰るとき、彼らに

女は早く帰れて良いな

という心無い言葉を浴びせかけられます

 

 

 

定年は60歳でしたが、

❶それまで皿洗いを続ける地獄

❷入社してすぐに始まる肩叩きに耐える地獄

 

…を考えると、どうしても…

 

 

 

会社がわざわざ女性社員を毎年大量に採用し、

即座に追い出し部屋に入れて

退職圧力をかけるのは

 

 

男女雇用機会均等法に違反しないためです

 

 

それ以前、女性は要らないという会社は

受けに来た段階で断ることができました

 

ところが、この法律のせいで

女性だという理由で断ることができなくなりました

 

 

だから女性も採用せざるを得ないので採用はしますが、

要らないものは要らないので、

一刻も早く退職に追い込むのです

 

 

 

 

 

 

【ここから本題】

 

 

ベテママは、自分の経験から

会社勤めとは、このようなものだと思っていました

 

しかし、世の中には

定年まで勤めていた女性がいるのです

 

 

 

 

グループレッスンで感じた

一番の驚きです

 

 

 

 

レッスン仲間に、会社での経験を聞いてみたいのですが

自分の経験がとても大きな心の傷になっているので

話をすることができないでいます