驚きの報道
昨日、厚生労働省が
昨年(2023年)の人口動態統計の
速報値を発表しました
出生数は76万人弱
婚姻数は50万組弱
速報値なので、外国人も含めた数ですが
両方とも統計を取り始めて以来最低でした
…いや、驚いたのはソコではありません
同じ記事の中で、
国立社会保障・人口問題研究所が
昨年(23年)4月に発表した将来人口推計では
『23年の出生数は76万2千人、
30年頃まで横ばいで推移した後穏やかに減少、
35年に76万人を下回る』
とされているのです
ところが実際の減少は
予測より15年早かったのです
重ねて書きますが
この予測、23年4月に発表されました
少子高齢化の危機が叫ばれている中、
日本の国立研究所は、こんな近い将来の予測、
いや、既にその期間(23年)に入ってからの予測さえ
大きく外しています
まるで大日本帝国海軍の図上演習のようですね
国の統計の予測の不正確さは
令和になっても変わりはないようです