こんにちは。
夏休み欧州旅行の最後の目的地。
最初に仄めかしていた+αとは…
………そう、ロンドンだったのでした〜🇬🇧
(タイトルでもうバレてるし)
パリ→ロンドンはユーロスターで約2時間半。
東京-大阪間くらいの時間ですから、便利ですよね。
ロンドンを旅程に入れた(というか無理くり突っ込んだ)理由。
それは、夏のバッキンガム宮殿の一般公開期間だったためです。
避暑のため、ロイヤルファミリーがスコットランドのバルモラル城で過ごす間、
普段は入れない宮殿内部に入れる貴重な機会。
コロナ禍以降、Netflixでドラマ「クラウン」を繰り返し観てすっかりハマっていたこと、
そして何よりも王室のプライベート・コレクションのフェルメールを見られるかもしれない、
とあっては、クラウンファン&フェルメールファンとしては、もう行くしかないですよね
そんなわけで、6日間を満喫したパリを早朝に発ち、たった1日だけのために、ロンドンへと向かいました。
因みに余談ですが、鉄道での移動でも免税手続きができます。
国際線のユーロスターでは、パスポートコントロールの後に、免税手続きのマシーンがあります。
(Brexitの影響で、欧州でのショッピングの免税手続きは英国へ行く前に済ませる必要があります。
因みにイギリスでのお買い物の免税措置は無くなりました)
ヨーロッパは久しぶりだったのでひとつ驚いたのは、クレジットカードへの返金を選べば、手続書類の郵送が不要なこと。
…いつからこんなに便利になってたんですか?!
(エルメスでのお買い物分は帰国後数日で返金され、あまりの早さにびっくり)
もう世の中の変化についてゆけていない私です。
さて、欧州あるあるですが、
ユーロスターの時間が知らぬ間に変更になっていたり、
遅延したり、
ロンドンに到着しても意味不明にホームで足止めされたりしつつ、笑
何とかロンドンに到着しました。
午前中に到着したのは、ロンドンにいる仕事仲間に挨拶するため、オフィスに立ち寄ることにしたからです。
ただ、今はバケーションの季節なので、お休みしている人が多く、結局会えたのは1人だけ。
大体、在宅勤務がすっかり普及した今、月末の金曜日なんて出社しないよね…
一通り挨拶して、ロンドンオフィスを見せて貰ったらもうすることがなくなり
長居はせずに、日本土産のヨックモックを置いて😆、オフィスを後にしました。
帰りのヒースローからのフライト✈️は次の日の夜便のため、バッキンガム宮殿のチケットは翌日分を予約済みです。
さて、これからどうしましょ。
そういえば今日は朝食も食べ損ねたし、ブランチ代わりにアフタヌーンティーにしよう!
…という事で、やって参りました、ピカデリーにあるフォートナム&メイソン本店へ。
(写真を撮り損ねたのでWikiよりお借りしました)
もう、観光客丸出しですけどね、いいんです
それに、ショップには数え切れないくらい紅茶を買いにきたことはありますが、レストランは初めて。
何せ、学生時代には敷居も価格も高すぎて入れませんでしたしね
真っ直ぐに向かったのは4階のダイヤモンド・ジュビリー•ティーサロン。
パステルカラーの可愛らしい空間です。
入り口ではピアノの生演奏が行われていて、なんとも優雅な空間です🎵
(HPからお借りしました)
こちらがスタンダードなアフタヌーンティー。
スコーンも紅茶もおかわり可能ですが、そもそもこのボリュームですからね
いや、見た目のボリュームは正直それほどでもないのですが、サンドイッチ以外は基本あまあまですし、笑
炭水化物と糖質99%って世界なので、そんなに一度には食べられないんですよね
パティスリーはこちらの5点💕
- バラのエクレア
- ラズベリーとバニラのタルト
- 苺のムース、ミントゼリー添え
- レモンとライムのローフ
- アプリコット・デリス
本場のクロテッドクリームが、ものすごーく美味しゅうございました✨
クロテッド・クリーム大好きなのです〜💕
雰囲気も素敵でしたし。
(スタッフの女性がアジア人蔑視?とも取れる対応だったのだけがでしたけど、
まぁ1週間の欧州旅行の中で1度で済んだならよしとしよう)
食器も上品で可愛いですね。
お花も当然生花です。
全体的にラブリーなマカロンカラー✨
乙女気分に浸れます。笑
ちなみにお値段はサービス料込みで90ポンド。
約18,000円…
高い、高いよ…イギリス🇬🇧の物価は…
ちなみに、少しググッて見たところ、2019年にはこちらのアフタヌーンティーは55ポンドくらいだったようです。
5年で50%超の上昇って…
何たって地下鉄の初乗り切符が7ポンド近く。
(チケットレス&オフピークは3ポンド弱)
いやぁ、もう、引くわーーーって感じで。
こういうの見ると、日本へのインバウンドが増えてるのがものすごく腑に落ちるというか…
物価は安い、治安もいい、食べ物も美味しい、かつ文化がある。
…日本、最高かよ!って話です
話は外れましたけど、この物価高でロンドン中心部の不動産価格も上がってしまって、
結局いるのは外人ばかり、サービス業に携わっているのはもっぱら移民、という感じ。
久々にピカデリーエリアを歩いたら、昔映画館だった場所がいくつもカジノに変わっていました。
フォートナム&メイソンの帰りに、せっかくだからとボンド・ストリートのエルメスにも立ち寄りましたが、
アウェー感半端なく(アラブの富豪うじゃうじゃ)、すぐに出て来ちゃいました
ちらっと確認したお靴のお値段は、為替と価格差でフランスより2割増しなイメージでした。
それよりも驚いたのが、老舗のスマイソンの本店がボンドストリートからなくなっていたことですよ!
Smythson of Bond Streetって、ブランドのロゴにも入っているのに
ダイアリーやパスポートケースなどを愛用していることもあって、お気に入りブランドなのです。
個人的にはこれが一番衝撃でした。。。古き良き英国🇬🇧の香り漂う素敵なブランドなのに。。。
大学が多くあるBloomsburyエリア(大英博物館がある一角です)は昔ながらの落ち着いた佇まいでしたが、
色々な意味で急速に変わりゆく街の景色を見ながら、
遠い昔、この街で過ごした学生時代に思いを馳せて、ロンドンでの1日を終えました。