こんにちは。ジュリーです飛び出すハート


生憎のお天気の週末、いかがお過ごしでしょうか。


私は旧友とランチをした帰りに立ち寄ったお店で、セルフジェルネイルキットを購入してしまいました。

シートタイプで、ペタッと爪に貼って、UVライトで硬化させるタイプのものです。


良いらしい、という話は聞いていたのですが、私は爪が劇的に弱いため、これまでは躊躇していました。

なのに、なぜ今回買って見たのかというと。


それは、大好きな陶芸家の方のコラボデザインだったからですニコニコ

https://www.instagram.com/p/CsI-UVPv3IU/?igshid=NTc4MTIwNjQ2YQ==


私のように弱ーい爪の人が使ってみた感想を、改めてレポートしたいと思います💕




さて、本日のタイトルの「なぜ人は美しいものが好きなのか」についてです。


これは、先日YouTubeで見た中野信子さんの講演の「アートは人を耕す」のテーマのですが、ひっじょーに興味深い内容でした。

https://youtu.be/fFR54RUnb_g


初めは湯上がりにスキンケアをしながら見ていたのですが、あまりに興味深かったため、

日を改めてノートを取りながら見てしまったほどです爆笑爆笑爆笑


テレビに露出も多い中野さんなので、ひょっとするとアンチの方とかもいらっしゃるのかもしれませんが、

私は同世代ということもあり、彼女の知的で穏やかな語り口に共感することも多いです。


1時間の講演なのでかいつまんでご紹介すると、

  • 人間が美しいものが好きなのは、美を認知する脳の領域が発達しているから
  • ヒト属の中で、この美を認知する脳の領域を持つのはホモサピエンスのみ
  • ネアンデルタール人などの絶滅した旧人類はこの脳の領域を持たなかった
  • 美の認知こそが、ホモサピエンスが生存してこられた最大の武器だったのではないか
こちらは中野さんの現在の研究領域のお話で、まだ仮説の部分もあるのだと思いますが、とっても面白いので
ご興味のある方はぜひご覧ください照れ

この中で、近代以前のアートと現代アートでは、鑑賞するときに刺激される脳の領域が異なるという話もされていました。
エルメスって、銀座のメゾンのフォーラムギャラリーで定期的にエキシビジョンを行っていますよね。
ここのテーマって結構前衛的で、今も「インターフェアレンス」という展示が行われていますが、なかなかに理解が難しいです。(少なくとも私にとっては。笑)

現代アートは

「規範を揺さぶるようなものをテーマにしていることも多く、美しいばかりではないけれど、問題意識を突きつけられることを味わいに行く」

とは中野さんの言葉ですが、メゾンで誰もが美しいと思うであろうアートピースの如き商品を見てうっとりし、その後フォーラムで前衛アートを見て「美しいばかりではないけれど問題意識を突きつけられること」を味わうと、異なる領域の脳を刺激されて、エルメスのスピリットを深く感じ取ることが出来るのかも、なんて思いました爆笑爆笑爆笑

余談ですが、別の投稿で中野さんがボルデュック柄のTシャツを着られているのを見ました。
中野さん、エルメスラバーだったりしてにっこり