映画「ラストタンゴ」観てきました。
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ペアを解消すること。

それは、競技経験もなければ、趣味でダンスを楽しんでいるだけの私には、「辛いんだろうな」としか想像できなかった。

選手として活躍している人は、過去に何度も“カップル解消”という経験をしている。

ペアを解消し、お互いが、お互いにとってより良いパートナーに巡り会い、良い成績を残し、良きライバルになる。
なんて映画みたいなこと、普通はない。


選手の経歴には、元のパートナーの名前や、何年間組んでいたか、なんて載っていたりする。



この人は今もダンスを続けてるのかな?

この人は、嫉妬、怒り、焦りを感じたりしたのかな?

どちらが解消を切り出したのかな?

なんて想像しては、切ない気持ちになる。



この映画を見て、ペア解消は男女の別れよりも、遥かに複雑で辛い。
そんな感じがした。


感性、身体の相性が合う一組の男女が、
目標に向かって共に歩む、
ダンスという愛、憎しみ、悲しみ、人生を体現する芸術作品を共に創り出す。

特別な感情が生まれないはずが無い。例え、それが踊っている間だけの架空のものであっても。

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人生をダンスとパートナーに捧げた。
そんな2人がペアを解消する。


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未練はあっても、後悔はない。
自分で決断して歩んだ人生。
マリアはカッコよかった(;_;)

新しいタイプのドキュメンタリー映画でした。ダンスも舞台で観ると少し白けそうな演出が、マリアのストーリーと相まって美しい映像になっていました♫
ペアダンスを愛する皆さまは是非、
一度映画館へ‼︎