16日、私の通うスタジオから一人の先生が卒業されました。

やりたい事が別に見つかり、一度ダンスから離れるということでした。

私は中高ではバレエ、大学ではストリートダンスをしていたのですが、卒業してもダンスを続ける仲間は意外と少なく、辞めてしまう人がほとんどです。

私にはそれが寂しくてたまらないのです。ましてや、今回は"先生"がダンスから離れる。




2001年に発売されたDance Style vol.3 

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少し大げさなタイトルですが
「踊れる人種が地球を救う」
このタイトルに当時の私は衝撃を受けたのです。

【踊れる人種】

踊れることはスゴイことなんだ。
と、解釈した私。
(すごくアホっぽい。笑)

せっかく踊れる人種の仲間入りをしたんだから、辞めるのはもったいない。

そう考えるようになりました。

ダンスは楽しい。だから私は踊り続けたいし、皆にも辞めて欲しくない。
なんのジャンルであれ、続けて欲しい。せっかく踊り始めたんだから、、、

踊るのが辛い、
楽しくない、だから辞める。
これは仕方ない。
でも、そうなってしまった環境を思うと悔しくてたまらない。

私は幸いにも一度でも「ダンスを辞めたい」と思うほどに、悩んだことは無い。
だから、その気持ちがわからない。
だから、余計悔しい。


卒業される先生はパーティーの最後に、先生方全員とチャチャを踊って送り出されました。
曲はコチラ ↓

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苦楽を共にしてきた仲間との約3分のラストダンスには、生徒の私達には知りえない数々の思い出や、言葉には言い表せない複雑な感情のやりとりが滲みでた、楽しく感動的なダンスでした。

言葉じゃない、気持ちのやりとり。
ペアダンスってやっぱりイイなぁ。
そう思いました。

本当に素敵な時間とダンスをありがとうございました。

そんな気持ちでいっぱいです。