STAY HOME課題としてとりかかった綿麻の着物、とりあえず縫い終えております。


仕上げの前に先生に見ていただくため宣言解除を待ちわびている日々なのですが、それを理由に先生チェックをやり過ごすという悪巧みを考えています。

間違えているところや、着るのに支障があるところはもちろん直します。
くけ目が大きいとかキセが深すぎ、浅すぎなど各々の進捗にあわせて次回の課題として残されます。

先生がふっと真顔で私の縫ったものを手にして、ほんの短い時間なのだけど、短い時間でズバズバと誤魔化したところ、私は見逃したところ、私ではみえないところをサラッと指摘して、「まあ、いいでしょう」と落ち着けば御の字で、だいたい修正することになります。

「どうする?」と聞かれることもあります。
自分のだからまあいいや、と直さないと着て目に入るたび「直せばよかった」と思うのですが、袖も衿もついてしまっていると次に行きたい気持ちもあり悩みます。

何事も完璧なんてないですし、「ここ、出来てない」と自覚がなければ改善もないのですから、重要なプロセスであり、的確に取り組むべき課題を示して頂けることに感謝しかありません。

重要だからこそ、その短い時間の緊張は半端なく、みぞおちあたりがうっすら痛んだりして。


ふだんであれぱサッと持っていってサッと済むのですが、衿も袖もついておきっぱなしになっています。見ると緊張するし、目につくところを直そうとすると全部ほどいてしまいそうで、触ることもせずにいます。

そろそろ綿麻がいい時期だし、仕上げして着てもいいですかね?

と、メールで聞けないのでブログに書いてみました。


もしかしてこれを読んだ方がうちの先生を怖い方だと思うかもしれないので、付け加えておこますと、先生は非常にやさしく丁寧な指導をしてくれます。
緊張しやすいのは私の性格ですので、誤解のないようよろしくお願いします。