STAY HOME月間につき、大島の袷は中断して、綿麻の着物をこっそり縫っています。まあ、ここに書いたらこっそりではなくなりますが。


緯糸は麻で経糸木綿の遠州木綿です。




縫う前にすること

水通し
地伸し
あらだち(ざっくり裁つ)
印つけ

もっと細かくみれは傷をみたり、内あげの計算をしたりといろいろとやることがあります。

先生の前では出来る気になっていたことが「あれ?」ってなることは何をするにもあることで、一人で失敗を噛みしめるのも成長には必要なことだと思っています。が、一人黙って噛みしめすぎるのも身体に良くない感じです。


現在、脇を縫っています。
幅がたくさんある反物で縫込みがたくさん。
脇の三角も大きくなりました。


全体的に伸びやすく、気をつけて縫ってます。
特にミミが伸びやすいので水通しから気をつけていたのですが、伸びてしまったところもあります。そういったところは縫込みの処理で苦労することになります。ええ、苦労しています。

固めの生地ですが、針通りはいいです。

透けないので半襦袢とステテコだけで着れるので暑い時期に重宝すると思います。


珍しく残布があるのですが、マスクを作るか悩んでいます。きっと涼しいですが、機能的には疑問が残ります。

去年の夏、不織布マスクは苦しかったので、外を歩くときだけ使うだけでもいいかもしれません。着物よりマスクが先に出来るかも。