ムスメとワタシ②娘の気持ち
第2章「娘の気持ち」
起立性調節障害と分かってからの娘は、早く治したい!という気持ちが強くて、すごく前向きで、凄いな!偉いな!って思いました。
3月には卒業式も控えていたので、その気持ちが本当に嬉しかったです。
でも、やはり気持ちと身体はなかなか仲良くいかず…
特に朝が1番つらくて、起きられない。だるい。気持ち悪い。
どうにか学校に行けても気持ちが悪くて保健室。
かと思えば、1日元気に過ごせる日もあったり。
という、その日になってみないと症状が全くわからなくて、
卒業式も最悪出席できないことも心づもりはしていました。
あと1か月、無理はせず、戻せるところまで頑張ってみようと決めた2月中旬。
この時期から、卒業式練習が始まり、娘はだいぶきつかったようです。
・マスクをしての歌が苦しい。=気分が悪くなる。
・ずっと立っていられない。
・座っていても「気持ち悪くなったらどうしよう」という不安で気持ち悪くなる。(負のループ。)
そんな娘を、学校は色々と配慮してくれました。
・娘の席を右側の通路側に配置。
・娘の席の近くに保健の先生を着席。
・不調時の一時避難用の椅子を会場の片隅に用意。
感謝の気持ちでいっぱいでした

娘は卒業証書授与だけは絶対にやりたいと、先生に伝えたそうです。
いよいよ卒業式。
※卒対委員だったので準備のため前日に撮った会場です。
当日起きられるか、不安で泣いたりしないか、やっぱり体調悪いから行けないと言わないか。これも当日にならないと分からない。
不安な気持ちいっぱいで、その日は2人で手をつないで寝ました。
第3章に続く。