生きております(๑´ㅂ`๑)
長いこと空けてしまっていましたが、便りのないのは元気な証拠ともいいますし…

二十代でくも膜下出血、というのがこのブログのポイント的な部分ですが
生きていれば年も取りますので三十路を超えましたw

最近は立ち仕事で普通に電車通勤したりいろいろ出来ております。

ここで書いていなかったかもしれませんが、当時は彼だった人は
今は夫として共に生活しております。

その夫に、当時のことを聞くとすごくトラウマで思い出したくなくて、
と憂鬱な顔をされてしまうのですが、その理由をこの前少し話してくれました。


ここからのことは少し表現に困ることも書きますが
大丈夫な方は読んでください(?)










































2009年3月15日の話になります。
その日の朝に、某SNSで日記のコメントに返信している記録が残っていました。
その日の仕事は夕方からで、劇場勤務でしたので公演が最終日でその後の
撤収作業、通称「バラシ」の部分からの参加予定でした。

午前中に彼を仕事に送り出し、自分は時間があるので、マリオカートをしてました。
下手くそなのですがハマるとおもしろい。
しかしやりながらなんか頭痛いなぁ、って座ったまま後ろに布団があったので
そこに横になったりしてたのはなんとなく覚えてます。
水がほしいなぁとか、そういうのもなんとなく。
薬飲まなきゃ、で、薬なくなりそう、というのも。
体調悪いので休ませてくださいという電話かメールをしたのもたしか記録に残っています。

それ以外は覚えていません。
痛みの感覚は覚えていないのでどのくらい痛かったのか、覚えていません。

ただ、その日の日中におそらく動脈瘤が破裂したのは確かです。
そこで記憶がなくなってますので。
しかし本人、記憶領域がやられてるだけで意識があるときはあったようなのですが、
その意識がある前、つまり、おそらく破裂直後、だと思われますが
そのタイミングで意識を失い、昏睡状態に陥っていたみたいです。
その間のどこのタイミングかはわかりませんが、台所までいって嘔吐の痕跡もあったようです。

そして、彼いわくですが、彼が帰宅して、いつも私より早い帰宅なので、電気が
つきっぱなしのことに動揺し中に入ってみれば、
嘔吐の跡があり、私は部屋で倒れている。

その状態について、が最近話してくれたことなのですが、
異臭がした。異臭の元は、排泄物でした。
実際に見たことはないけどTVや小説やいろんなことで刷り込まれている
死後の人の身体の筋肉が緩んで水分や排泄物や色んな物が出てしまった状態、
それに近いものを感じたそうで…。。。
つまり、私の姿に、死んじゃうのか…と感じられたそうです。

今まで、いろんな場所で、くも膜下出血で死にかけましてw
とてへぺろよろしく言ってきた私ですが、この告白には正直、
お、おお…となりました。

いや、別に想像しなくていいんですが、昨日まで隣りにいた人の死、です。
それを体験させてしまったのでした。
トラウマになるのもわかりますし、すごく彼が自分を責めるのも理解しました。

なにせ、私が多分その後「意識」を取り戻し、
支離滅裂な部分はあるかもしれないけど、いちおう、
話しかけたらその内容についてのレスポンスが返ってくる。
大丈夫?と問いかけて大丈夫と言われたら、
それを信じてしまうことは誰でもあることだと思います。
その臨死に近い状態の私の前で、すぐに救急車を呼べなかったことを
すごく後悔していました。

ただ、結果はオーライで今もこうして元気に生きて、
生かされておりますので、結果的には大丈夫でした。

ちなみに、その汚れた服や下着は自分で洗ったそうです。
なんか、だいぶふらふらしてたらしいですが。。。
自分のことは自分でやる!という意思がだいぶ強い頑固者でしたので、
その事象自体をどう思ったのかわかりませんが、どう振る舞ったのかも
わかりませんが、そういう行動はしてたらしいです。
全く覚えていません。


次の日3月16日に、その日を3月15日だと思い込んで昼から電車に乗って出勤したのは
前述のとおりです。
恐ろしいですね、生きながら死にかなり近い状態。
脳の病気ってそういうものなんですね。
他人事のようですが、だって自分にその時の記憶が無いので、
当時のことは人に聞いた内容しかわからないので仕方ありません。。。

かつてないくらい間が空いたあとの久しぶりの更新なのに、
だいぶショッキングな内容でした。

それとともに、やはり、生かされていることも実感しました。

たぶん三途の川、舟に乗るとこまで行ってたんだと思いますが、
前に書いたかもしれませんが姪っ子がその直後に出生するのですが
ついでに引き上げてくれたんだと思っています。
この世に留めてくれてありがとう。

2008年には九州のおばあちゃんが大腸がんで亡くなっていますので、
その魂も私を救ってくれたのかもしれません。
本当に生かされていることのありがたさ、再度実感して。
今日もまた生きていきます。
長いのに読んでくださってありがとうございます。
また次、間があいてしまったらすみません。