ご無沙汰しております。
去年の更新から途絶えておりましたが、その間色々な事がありました。

このくも膜下出血で倒れた彼の家に正式に一緒に住むことになり、
実家を出て引越しをしたり、
現場復帰して舞台照明の仕事をしたり、…
思えばこの病気以降、たくさんのことが目まぐるしく変わりました。
それも今となっては、いいきっかけだったのかもしれません。

3月は2週間のちょいと長い現場に入っていました。
その公演の初日が3月15日で、
いろんな意味でドキドキの初日でした。
去年の3月15日に、倒れたわけで…
その日を無事越えるまでは、安心はできませんでした。

そして初日も無事に開き、28日の千秋楽まで、
無事乗り切り、
翌29日には打ち上げ旅行で箱根へ!

今年は、去年見ることができなかった、桜を見ることができました。
しかもすごく綺麗な桜で、すごくぜいたくな気分。。
桜が見れることだけでこんなに感動するとは…
本当によかったです、命あっての、ですね。

$くも膜下出血~いのちの奇跡に感謝~





そして昨日、3月31日。
去年のこの日は、入院中でも最も最悪な日、に挙げられるくらい、
ひどい体調でした。

RA(リウマチ)の薬が切れたことが主な原因だと思いますが、
全身、震えが止まらず、高熱で熱いはずなのに、すごく寒い。
熱が上がりきる前の症状だと思いますが、
熱いのに寒い、みたいな矛盾した状態で、
布団を何枚も持ってきてもらい、ずっと、恐らく
数時間、震えていました。

しかし、夜中で、入院中の主治医も、RA科の医師ももう
帰ってしまったあとで、
「リウマチの薬をください」という私の悲痛な叫びは
届かず、
「明日の朝になったら先生(脳外科の)に言ってみますね」の
一点張り。

その日、入院直後から入っていた術後経過観察室から一般の4人部屋に
移れたその日の夜、呻いて他の患者に迷惑、ということで、
またもといた術後経過観察室にとんぼ返り。
結局、その病室にまた戻ることなく、手術という大きな山場を迎えることになります。

結局、入院中というのは、その病院で他科の受診があろうとも、
入院中の主治医の判断が全てになります。
実際、本人の体感としてはこの後どうなるか分からず、
症状が悪化して最悪のケースも…という不安と苦しみのさ中、
朝が来るのを待つしかないという…
入院中のワースト3に入ってくるであろう、最悪な一夜でした。

その日は、深夜に、震えも少しおさまり、
ちょっと落ち着いた隙に疲れて寝てしまったのだと思います。
けれど、翌日も、朝いちで先生に言う、という話だったのに、
朝、主治医(脳外科)は来てくれましたが、
「RAの先生に言ってみる」との一言だけで
実際にRA医師が来たのは夕方。。。
症状は落ち着いていたので、大丈夫でしたが、
つらい一日でした。


そんなことを思い出しながら、
昨日の夜は更けました。
4月1日にかけて、なので、
嘘なら、いいのに、たちの悪い冗談はよくないですね。


久しぶりの更新で、少し痛い話になってしまいました。。
また、時間を見つけて少しずつでも更新できればと思います。

こうして経験談を載せることしかできませんが、
病気の事で不安になっている、ご本人やご家族の方の、
少しでもお力になれれば幸いです。