前回→■流れ■⑧最盛期(6)迫りくる感染症■2009.4.中旬


Blog放置してしまいました。。。すみません

さて、手術後1週間以上経ち、
体もすこしずつ動くようになってきて、ごはんも
食べられるようになり…

しかし、頭痛は依然続いていました。
そして、量は減ったものの、痰やつばは残っています。

感染症対策の完全防備体制がそろそろ解かれそうになった
4月24日。

大切な人が会いに来てくれました。

3月16日に家まで送ってくれて以来、
実に1か月半近くぶりの再会。

入院後最初に入った術後経過観察室に、
家族以外面会禁止、とありました。
それは手術を受けた患者がいるからで、
手術前に個室に移ってからは誰が来ても自由だったのですが、
しかし病状が病状だけに、
母は、はっきりとは言いませんが、
やんわりと遠ざけていたようです。
また、後からわかることですが、
彼の方も、この病気になる前、まだ紹介すら
していない時に倒れてしまい、
送ってきたときも父の一言は
「こんな形で顔を合わせたくなかった」
ということもあり、なかなか踏み込んでこれなかったようで…



そんなこんなで初めて来てくれた日は、
母が来て、彼が来て、その後父が来て、

でも、なんだかあったかい空気が流れていました。。

その日、筆者にとっては大切な日となりました。



そしてまた本編の話に戻りますが、

通常、水頭症治療では、脳から直接外へ出す
脳室ドレナージの処置と、あと、おなかなど、
自分の体内に流して吸収させるシャント術というものが
あります。

筆者も、動脈瘤のクリッピングの後、
このシャント術を受ける予定でした。
しかし、白血球数低下や尿道感染など、
思わぬ邪魔が入ったりして、手術はおあずけでのびのびに。

そしてまた、両親からも医師からもいろいろな説明は
後回しになっていた状況であったので、
シャント術の存在を知るのは、
手術予定日の前週。4月24日でした。

両親と彼の前で、
手術の説明を受けることに…


前回の手術よりはそんな難しいものではないと
言われ、筆者自身もそこまで心配はしていなかったのですが、
やはり、いろいろなリスクとか考えると
ちょっと心配になります。


そしてその次の月曜、手術予定前日。
手術前最後の血液検査とCT検査です。
ドキドキの結果は…
また次回です。お楽しみに^^