
あまり、小説は読まないんだけど、
「○○いから読んでみろ」と夫に言われ読んでみた。
夫は『このミステリーがすごい!』を愛読していて、特に日本の
エンターテインメント小説が好きらしく私の趣味とは全くかぶらないが、
ときどき「読みなさい」と差し出す本がある。
『永遠の仔』(天童荒太)はとても面白かったけど、『秘密』(東野圭吾)
は全然面白くなかった。
今回は別に○○いと言われたからではなく、
リサーチのためもあって、一気に読んだのだが読後感はよかった。
男女のことを書いてるもので、男性の書く物はとかく
男の都合のいい女ばかり出てきてうんざりするが、
やっぱ女性の書く物は、よくわかってていいなと思う。
ただ、男を知ってるからといってもまだ小学生の花の視点で
描かれている最終章は、小学生の娘をもつ身としては、
もう少し子どものシャープな感覚とか無垢さとかが、
なんとか現れていたらなぁと思ったけど。
でもまぁ、内容が内容だけに無理があるかもね。
あんまり○○くなかったです。
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