こんばんは、ジュリアン・アレクサンダーです。
モロッコ1人旅の話、続きです。
シャウエンを後にして、向かったのは迷宮の街、フェズです。
シャウエンからバスで約4時間程でフェズに到着しました。
フェズは大きい街なので、モロッコ各地にたくさんのバスが出ています。

バスターミナルを出て、早速タクシーに乗ります。
フェズのタクシーは赤いボロボロのフィアットです。
サイドミラー、完全に割れちゃってます。

フェズのメディナ(旧市街)の中は、迷路みたいに入り組んだ細い道なので、
メディナの入口の前でタクシーを降り、そこからは宿の人が迎えに来てくれます。

フェズには2泊します。
今回、フェズの宿はちょっと奮発して少し値の張るリアドに泊まることにしました。

到着するや、早速素敵な中庭でお茶とお菓子休憩です。
ここでジュリアン、大変なことに気づきます。
この旅一番のピンチを迎えることになるのです。
なんと、デジカメがありません!
バスの中だ…
慌ててバスターミナルまで戻り、バス会社のスタッフに事情を話します。
バスはもう次の目的地へ出発してしまったようです。
なんてこった…
でもジュリアン、粘ります。
なんとかドライバーに連絡を取ってもらい、結果、バスの中で無事発見との報!
オー、ポカホンタス!!
(私なりの最大限の喜びの表現)
今日はもうバスは戻らないから明日の16時頃にバスターミナルにまた来てくれとのこと。
あぁよかった…
親切なモロッコのバス会社スタッフに心から感謝です。
そんなこんなでこの日は特に観光的なことはせず、宿で夕飯を食べて早々に寝ることにしました。
晩ご飯です。

そう、今回フェズで止まった「Riad Laaroussa」というリアド、素晴らしかったのです。
簡単に言うとですね、最高でした!!

リアドというのは、昔ながらのイスラムの建物をリノベーションしてホテルとして再活用しているものを言うらしいです。
いわば、京都の町家を改装して旅館として営業するようなイメージでしょうか。




もうね、いちいちオシャレなわけです。


2日目の朝食は屋上のテラスで食べました。


フェズの街並みを一望できる素晴らしい眺めにジュリアン思わずうっとり、

完全にOLの表情です。

3日目は小雨がぱらついてたので屋内で朝食を食べましたが、これもまた素敵でした。

スタッフの人もみんなとてもスマートで親切で本当に素敵なリアドです。
フェズに行かれる方は是非オススメです。Riad Laaroussa。
2日目は丸一日がっつりフェズの旧市街を見学するぞ、と決め込んできたわけですが、
リアドの人から、
「フェズのメディナはただでさえ迷路みたいに迷うし、時間も限られてるんだからガイドを雇ったらどうだ?」との提案を受けました。
学生時代にバックパッカーを気取って貧乏旅行をしていた私であれば、
「そんな欧米の金持ちジジイみたいな悪趣味なことできるか!」と
迷わず拒否反応を示していたでしょう。
しかし、私もそれなりに年齢を重ね、あの頃に比べれば幾分の収入があります。
しかも、何万円もするような話でもなく、20ユーロ程度とのこと。
ここは変なプライドを捨ててガイドさんを手配してもらうことにしました。
結果的にこれが大正解でした!!
フェズで生まれフェズで育ち、生まれてからフェズを出たことがないという
おじいちゃんのガイドさんは、とても優しくて英語も話せてナイスな男でした。
そして何が良いって、普通なら観光客が入りづらいところにも
ふらっと連れてってくれるので街の隅々までスムーズに見学できます。
幼稚園の中だったり。

作業中の職人さんの工房だったり。

モスクの中だったり。



モスクの中では、ガイドさん自らお祈りするところを聞かせてくれました。
貴重な体験です。
フェズのメディナはめちゃくちゃ細い小道が入り組んでいるんですが、
光の射し方が絶妙でとても絵になります。





イキフン抜群なので、歩いているだけで本当に楽しいですよ。





これは革のなめし工場ですね。
壷の中に見えるのが染色液ですね。

絨毯屋さんですね。
モロッコと言えば絨毯です。

少女がキリムを織っているところです。
超高速に圧倒されました。

4時間くらいノンストップで歩き回り、ガイドさんとお別れです。

どうもありがとうございました。
フェズのメディナにはガイドさん、私から大推奨させていただきます。
お腹がすいたので、露天でサンドイッチみたいのを買いました。
パンに挟む挽肉とかタマネギを鉄板で焼いてくれてるところです。
これ美味かった!

肉屋のおじさん、寝ちゃってますね。

この門の中がメディナなのです。
かっこいい門です。

そしてバスターミナルに戻り無事にデジカメを取り戻すことに成功。
帰りに、新市街にもちょっと行ってみました。

マクドナルドに寄り、その後カルフールに行ってきました。


一気に現代の日常に引き戻されますね。
旧市街と新市街のこのギャップは、かつてヨーロッパの植民地だった都市を訪れると
必ず目にする光景で、日本人の僕らにとっては結構不思議な感じがしますよね。
新市街からリアドまで歩いて帰っていたらすっかり暗くなりました。

フェズ最後の夜はカルフールで買ったビールを、リアドの屋上で飲んでから床についたわけです。
さあ、次なる目的地、マラケシュには電車で向かいます。

いよいよ念願のモロッコ電車旅です。
つづく
ジュリアン
モロッコ1人旅の話、続きです。
シャウエンを後にして、向かったのは迷宮の街、フェズです。
シャウエンからバスで約4時間程でフェズに到着しました。
フェズは大きい街なので、モロッコ各地にたくさんのバスが出ています。

バスターミナルを出て、早速タクシーに乗ります。
フェズのタクシーは赤いボロボロのフィアットです。
サイドミラー、完全に割れちゃってます。

フェズのメディナ(旧市街)の中は、迷路みたいに入り組んだ細い道なので、
メディナの入口の前でタクシーを降り、そこからは宿の人が迎えに来てくれます。

フェズには2泊します。
今回、フェズの宿はちょっと奮発して少し値の張るリアドに泊まることにしました。

到着するや、早速素敵な中庭でお茶とお菓子休憩です。

ここでジュリアン、大変なことに気づきます。
この旅一番のピンチを迎えることになるのです。
なんと、デジカメがありません!
バスの中だ…
慌ててバスターミナルまで戻り、バス会社のスタッフに事情を話します。
バスはもう次の目的地へ出発してしまったようです。
なんてこった…
でもジュリアン、粘ります。
なんとかドライバーに連絡を取ってもらい、結果、バスの中で無事発見との報!
オー、ポカホンタス!!
(私なりの最大限の喜びの表現)
今日はもうバスは戻らないから明日の16時頃にバスターミナルにまた来てくれとのこと。
あぁよかった…
親切なモロッコのバス会社スタッフに心から感謝です。
そんなこんなでこの日は特に観光的なことはせず、宿で夕飯を食べて早々に寝ることにしました。
晩ご飯です。

そう、今回フェズで止まった「Riad Laaroussa」というリアド、素晴らしかったのです。
簡単に言うとですね、最高でした!!

リアドというのは、昔ながらのイスラムの建物をリノベーションしてホテルとして再活用しているものを言うらしいです。
いわば、京都の町家を改装して旅館として営業するようなイメージでしょうか。




もうね、いちいちオシャレなわけです。


2日目の朝食は屋上のテラスで食べました。


フェズの街並みを一望できる素晴らしい眺めにジュリアン思わずうっとり、

完全にOLの表情です。

3日目は小雨がぱらついてたので屋内で朝食を食べましたが、これもまた素敵でした。

スタッフの人もみんなとてもスマートで親切で本当に素敵なリアドです。
フェズに行かれる方は是非オススメです。Riad Laaroussa。
2日目は丸一日がっつりフェズの旧市街を見学するぞ、と決め込んできたわけですが、
リアドの人から、
「フェズのメディナはただでさえ迷路みたいに迷うし、時間も限られてるんだからガイドを雇ったらどうだ?」との提案を受けました。
学生時代にバックパッカーを気取って貧乏旅行をしていた私であれば、
「そんな欧米の金持ちジジイみたいな悪趣味なことできるか!」と
迷わず拒否反応を示していたでしょう。
しかし、私もそれなりに年齢を重ね、あの頃に比べれば幾分の収入があります。
しかも、何万円もするような話でもなく、20ユーロ程度とのこと。
ここは変なプライドを捨ててガイドさんを手配してもらうことにしました。
結果的にこれが大正解でした!!
フェズで生まれフェズで育ち、生まれてからフェズを出たことがないという
おじいちゃんのガイドさんは、とても優しくて英語も話せてナイスな男でした。
そして何が良いって、普通なら観光客が入りづらいところにも
ふらっと連れてってくれるので街の隅々までスムーズに見学できます。
幼稚園の中だったり。

作業中の職人さんの工房だったり。

モスクの中だったり。



モスクの中では、ガイドさん自らお祈りするところを聞かせてくれました。
貴重な体験です。
フェズのメディナはめちゃくちゃ細い小道が入り組んでいるんですが、
光の射し方が絶妙でとても絵になります。





イキフン抜群なので、歩いているだけで本当に楽しいですよ。





これは革のなめし工場ですね。
壷の中に見えるのが染色液ですね。

絨毯屋さんですね。
モロッコと言えば絨毯です。

少女がキリムを織っているところです。
超高速に圧倒されました。

4時間くらいノンストップで歩き回り、ガイドさんとお別れです。

どうもありがとうございました。
フェズのメディナにはガイドさん、私から大推奨させていただきます。
お腹がすいたので、露天でサンドイッチみたいのを買いました。
パンに挟む挽肉とかタマネギを鉄板で焼いてくれてるところです。
これ美味かった!

肉屋のおじさん、寝ちゃってますね。

この門の中がメディナなのです。
かっこいい門です。

そしてバスターミナルに戻り無事にデジカメを取り戻すことに成功。
帰りに、新市街にもちょっと行ってみました。

マクドナルドに寄り、その後カルフールに行ってきました。


一気に現代の日常に引き戻されますね。
旧市街と新市街のこのギャップは、かつてヨーロッパの植民地だった都市を訪れると
必ず目にする光景で、日本人の僕らにとっては結構不思議な感じがしますよね。
新市街からリアドまで歩いて帰っていたらすっかり暗くなりました。

フェズ最後の夜はカルフールで買ったビールを、リアドの屋上で飲んでから床についたわけです。
さあ、次なる目的地、マラケシュには電車で向かいます。

いよいよ念願のモロッコ電車旅です。
つづく
ジュリアン