こんばんは、ジュリアン・アレクサンダーです。
昨年の12/22~24に2泊3日で島根旅行に行ってきました。

ANAを使い米子鬼太郎空港に行き、そこからレンタカーを借りて回ります。



<<1日目>>

空港近くの本庄というところの道の駅で休憩をしたのですが、ここで食べた干し柿、びっくりするくらいおいしかったです。

本庄の干し柿、やばいです。
張り切って出雲大社に向かいます。
お宮に行く前に、稲佐の浜に立ち寄ります。
<稲佐の浜>



いい浜です。

さあ、いよいよ大社さんへ。
初めての出雲大社、緊張します。

<出雲大社>


でかい木がいっぱいあって、なんだかありがたい感じが込み上げてきます。

松の参道、心が洗われます。

まがたまとか、大国主命とか、そういう神話の中のありがたいものが数々あります。
(詳しくはwikipediaとかで是非調べてみてください)


出雲大社、実はいま平成の大遷宮の真っ只中。

あいにく御本殿はがっつり工事中なわけで。



というわけで、参拝はこちらの御仮殿で行うわけで。

おみくじをひきました。
出雲大社になら何言われたっていいという覚悟でひきましたが、まあまあ良いこと書いてありました。

道路挟んで隣にある神楽殿。
こちらも立派です。

いやー、とにかくありがたかったです。
参拝後、出雲大社周辺をぶらり。

なかなか寂れています。




非常に風情があります。
素敵な酒屋さんを見つけたので寄り道。
古川酒造さんです。



お土産にワンカップのお酒と杯を購入しました。
昼食は当然、出雲そばです。
<出雲そば>
かねやさんです。

出雲そば、初めて食べましたが、美味しかったです。

ちょっと甘めのタレをそばの上に掛けて食べるんですが、他の地域の蕎麦とは明らかに違った個性、おれは良いと思うし、ずっと続けていってほしいと思う。

<ぜんざい>

出雲はぜんざい発祥の地だそうです。
「神在」(=じんざい)が京都に訛って伝わって「ぜんざい」と成った、というわかったようなわかんないような話です。

僕はあんまこういう食べ物好きじゃないんですが、ここのは美味しかったです。
さすがやね。
島根の観光PRキャラとの2ショットです。

自虐ギャグというやつですね。
さあ、出雲大社を後にして、お目当ての出西窯へ向かいます。
<出西窯>

全国の民芸ファンの方にはよく知られた聖地だと思います。
柳宗悦さんとかバーナード・リーチさんとか、そのあたりのご一行が深く噛んでる窯です。
でもね、アタシは、純粋にここの焼物の色がかわいくて好きなの(照)
窯の横の「無自性館」というギャラリー兼ショップで。



食器をいくつか買い、大変ご満悦です。

自由にコーヒーを飲めるスペースがあるんです。


もちろん、出西窯の器で飲みます。
(この青が「出西ブルー」なの!かわい~!)

とてもいいシステムですよね。
その後、隣の窯を見学に。

作業中ですが、自由に見学させていただけるんですね。




ほー。
さあ、出雲は以上です。
このまま海沿いをひたすら西に行きます。
途中、何度か道の駅で休憩。
ここは、キララ多岐とかいうふざけた道の駅ですね。

これは、「らとちゃん」とかいうふざけたゆるキャラですね。

だいたい1時間半くらい車を走らせ、今日の宿泊地、温泉津へ到着。
「ゆのつ」と読みます。
<温泉津>
温泉津港は石見の銀が世界に輸出されたいったあの時代に、まさにその中心の貿易港として栄えた街です。
石州瓦の赤い屋根の古い家々が残り、当時の面影を残す美しい町並み。
そして、地名の通り、温泉の出ずる処です。
ジュリアン憧れの地に来たというわけです。


輝雲荘さんという宿にお世話になることにしました。


夕食までの間、外湯に入浴することにしました。
これこそが、今回温泉津に泊まることにした最大の目的なのです。
温泉津には2つの源泉があり、その1つがこの薬師湯。

まず泉質が素晴らしい。
各方面から高い評価を受けています。
(よくわかりませんが、「オール5」だそうです。)


そして、何よりもこの謎の洋館風の建物がヤバい。



この日は冬至だったので、風呂の中には大量の柚子だか菖蒲だかが入っていました。
湯温は熱めで、こころなしか鉄っぽくて(まさか銀?と思わざるをえない)、とても身体にきいている感じのするいい湯です。
イメージ的には草津と野沢の間くらいかな。
地元の人に愛されているとても良いお風呂です。

宿に戻ってからもさらにひとっぷろ浴びます。

そして夕食。

最高!
日本海のほうに行くとやっぱり魚がうまくていいですよね。
あとお酒も。
翌朝、早起きしてもう1つの外湯、「元湯」に行きます。



こちらは、薬師湯よりもさらに地元密着型。
施設は簡素でこじんまりした感じですが、何ていうか、非常にストイックなお湯で、ジュリアン的には星5つです。
お湯は薬師湯よりもさらに熱めで、がんがん攻めてくる感じですね。
温泉津最高!
外湯から戻り、朝食を食べます。

幸せ!
輝雲荘、アットホームでとてもよい旅館でした。
さあ、このあとついに石見銀山へ行きます。
続きはまたあらためて。
それではこのへんで。
ジュリアン