こんばんは、ジュリアン・アレクサンダーです。
年は明けてしまいましたが、気にせずに去年の7月のことを書き続けます。
さあ、いよいよアルゼンチンを出てリオ・デジャネイロへ行きます。
golというブラジルの航空会社の飛行機で行きます。

今回も、飛行機とか諸々の手配は日本からネットで自ら直接予約していきましたが、特にトラブルもなくスムーズにいきました。
結構日本人は自分で海外の飛行機とかホテルとか手配するの抵抗ある人もいるみたいですが、自分でやった方が安いし、いいと思うんですけどね。
別に高度な語学力必要なわけでもないし。
変な代理店にまかせる方がよっぽど不安だな、アタシは。
さて、リオのアントニオ・カルロス・ジョビン空港に着き、バスでホテルに到着すると、もう夜でした。

コパカバーナビーチでは夜なのにサッカーしている人たちが。
好きだねー。
夕飯はホテル近くでリオ名物のガレットを。
ガレットとは、鶏の丸焼きのことで、生後30日以内の若鶏をオーブンで丸焼きにしたものを食べます。
<ガレット・サット>
コパカバーナの老舗「ガレット・サット」というお店で。


寡黙な熟練のシェフが切り盛りする店です。

うまかった!

僕はこの黒い豆のスープ(フェジョアーダ)が大好きです。
<コパカバーナ・パレス・ホテル>
今回はリオの名門ホテル「コパカバーナ・パレス」に宿泊しました。
ダイアナ妃やネルソン・マンデラ大統領も泊まったというホテルです。
ただ、あいにく大工事(おそらくリオ五輪に向けたもの)をやっていて、残念ながら非常に居心地悪かったです。



完全にVIP仕様で、僕の身の丈にはちょっとまだ合ってませんでしたね。
やっぱり本当は、浴衣で歩き回れるようなところがいいなー。
<2日目>
あいにくの雨。
しょうがないので、午前中はホテル近くで買い物をします。
<Boss Nova & Companaia>
ボサノバ発祥の地と言われる場所にあるお店です。

テンションが上がりまくり、CDや楽器(サンバとかによく合う笛やマラカス)を購入。
東京にもほしいお店です。
<gilson martins>
去年の夏の甲子園での最大の発見が桐光学園の松井君ならば、今回の僕の旅での最大の発見がこのgilson martinsです。
リオをモチーフにしたデザインのカバンが中心のお店ですが、とってもポップで素敵なブランドです。




自分や家族に、いろいろとお土産を買います。
このブランド、近いうちにきっと世界中で流行るよ。
さあ、昼ご飯は、ブラジルに来たからにはシュラスコです。
シュラスコ屋さんのことはこっちではシュハスカリアといいます。
<シュハスカリア・パラセ>
腹一杯で動けなくなるくらい肉を食らいました。


食べ放題のビュッフェ形式で、肉は店員さんが席を回って切り分けてくれるんですが、もう無理だと言ってもしつこめに来ます。

<雨のコパカバーナ>
この日は終始天気が悪く、途中、売り子の兄ちゃんに軽くぼったくられながらもこんな傘を買いました。

これがコパカバーナビーチ沿いの道路の柄です。

僕はこの柄だけでご飯3杯はいけます。
天気は悪くてもビーチでサッカーし続けるブラジル人。

途中、現地のスーパーに寄って買い物をします。



この日は散歩する日と決め込みました。
コパカバーナ海岸をひたすら歩き、イパネマ海岸の方へ歩きました。
徐々に夜もふけていきます。






そうこうしているうちにイパネマ海岸に到着しました。
<イパネマ海岸>

これがイパネマか。
娘なんて1人もいません。
イパネマ海岸の道路はこの柄です。

<Mega Mate>
南米ではまじでみんなマテ茶飲んでます。
このお店はイパネマ海岸沿いにあった、マテ茶とアサイーのファストフード店。


アサイーって本当においしいよね。
<Siri Mole e Cia>
夕飯は、イパネマ海岸近くのシリ・モーレ・イ・シッアというお店へ。

このお店の名物はムケカと呼ばれる料理。
ムケカとはブラジルのバイーア地方の郷土料理で、簡単に言うと、魚介の煮込みです。

これ、絶対写真じゃ伝わっていないと思うんですが、めちゃめちゃ美味かったです!
本当に。
これ本当に美味かったですよ。

この粉チーズみたいのをかけるとまたうまいんだなー。

絶品でした。
ムケカ。 皆さん、是非覚えてください。
この名前、私もすぐ忘れそうになります。
食後のコーヒー。
くぅ~。ブラジル最高。

<就寝前>
ホテルに戻り、テレビを見て寝ます。


この日はブラジルサッカー国内選手権(サントスVSボタフォゴ?)をやっていたので観戦しながら床につきます。

本当は現地でフラメンゴVSコリンチャンスを観ようかと思っていたんですが、事前にチケットを予約する手段がよくわからなかったのと、マラカナンが改修中(おそらくリオ五輪に向けてのもの)で代替のスタジアム開催だったこともあり、まあいいかと思い、断念しました。
<3日目>
さあ、いよいよリオ最終日です。

この日もあいにくの曇り空でしたが、当然あそこに行きます。
<コルコバードの丘>
リオと言って皆様が頭に浮かべるのはここでしょう。
絶壁709メートルの頂に立つキリスト像。
新・世界七不思議の1つ。
いったい誰がいつ何のために。そういうことです。
さあ、まずはホテルからタクシーでロープウェイ乗り場へ行きます。
いやがおうにもテンションが上がってしまいます。


丘の上までは、ロープウェイで向かいます。
ロープウェイから海や街を一望。

さあ、頂上に着きました。
曇ってますが、それでも感激するものです。

人いっぱいです。


世界中の人が浮かれて写真撮ってます。腹立つわー。
なんてことを言いつつも、私も当然写真撮りまくります。





完全に浮かれきっています。
日本の人、聞こえますか~??

サバンナ八木さんにインスパイアされる形で、日本出国前から準備していたギャグをぶちかましてやりましたが、正直、手応えゼロでした。
地球の裏側で豪快にスベッてしまうという貴重な経験。
昼飯を食べにセントロ(旧市街)に戻ります。
タクシーで移動。
ブラジルというと、治安を気にする方も多いと思います。
ただ、僕たちは運がよかったのか、まったく危険な目にも遭わず、快適に過ごせました。
タクシーも、多少はぼられそうになる感じもありましたが、普通に交渉すれば全然問題ない範囲で収まります。
<カテドラル・メトロポリターナ>
セントロにある近代的なデザインの教会。


<セントロ(旧市街)>
雨も弱まってきたので、リオの旧市街をぶらぶらします。
コロニアルで洒落た町並みで、なかなか素敵でした。




途中で通りかかった素敵な石鹸屋さんに寄ったりしましたよ。
<カフェテリア・コロンボ>
昼ご飯はセントロ中心部の老舗カフェ「コロンボ」に行きます。
老若男女問わず、地元の人たちで大盛況でした。
たしかにこんな感じの店に会社のランチタイムに行きたいです。



おすすめのランチプレートです。

<ポン・ジ・アスーカル>
昼食後、リオの誇るもう1つの観光名所「ポン・ジ・アスーカル」へ。
英訳すると「Sugar Roaf」、和訳すると「砂糖パン」です。
リオの東部にある奇岩です。
ここもロープウェイで登ります。


こりゃ絶景やで。

あら、海岸線が素敵。


対面にコルコバードのキリスト像がはっきり肉眼で見えます。

あっ、おれ、リオにいるんだなって思ったよね。
<お土産屋さん>
リオのおみやげはカラフルで、見てるだけで楽しくなります。

日本でも大人気のビーサン、Havaianas。
ブラジルではどこでも売っていて、非常にたくさんの種類があります。


やだー、かわいい。
なんて言ってるうちに、もう時間です。
ホテルへ戻り、荷物をとって空港へ向かわなくてはなりません。
ホテルに戻ると、あら、急に天気が!
晴れてきました。
冬なので海には入れませんでしたが(中には入っちゃってる強者もいましたが)、憧れのコパカバーナ海岸を子供のようにピュアなハートで走り回ります。

<コパカバーナ・ビーチ>















日本の人、聞こえますか~??

空港行きのバスが来るまでの間、ビーチ沿いでビールを飲んで余韻に浸ります。

男は、いつか帰らないといけない運命(さだめ)にある、悲しい生きものです。
泣きながら帰りのバスで空港に向かいます。
車窓から。


いやあ、夢にまで見たリオ・デジャネイロ。
最高でした。
ただ、今回行ったのは7月、向こうでは冬なんです。
なので、次回は夏、あわよくばサンバの時期に行ってめちゃくちゃにはしゃいでやりたいですね。
来年のワールドカップも見たいですね。
アントニオ・カルロス・ジョビン空港でガラナパワーを飲みながら飛行機を待ちます。

こうして夢のような旅もとうとう終わりを迎えてしまうわけで。
最後はニューヨーク経由で日本に帰るわけで。
それではこのへんで。
ごきげんよう。
ジュリアン