こんばんは、ジュリアン・アレクサンダーです。
7月に南米旅行に行った話の続きを書こうと思います。
途中、10月の宮古島のことを挟んでしまい、もう時系列めちゃくちゃで本当にすいません。
なんてブログ書くの下手なんでしょう。
本当に恥ずかしい限りです。
イグアスの滝を見てから、プエルト・イグアス空港から飛行機でブエノスアイレスに向かったわけです。
憧れの地、ブエノスアイレスへ。
空港に到着するともう夕方でしたので、タクシーでホテルへ。
ホテルはプエルト・マデーロ地区のヒルトンに宿泊しました。
このヒルトン、なんか凄かったです。
おしゃれヒルトンでした。
<ヒルトン・ブエノスアイレス>



この日はホテルに着くや否や爆睡でした。
翌朝、市内を観光。
ところが、正直言って、「ブエノスアイレスといえばここ!」みたいのが自分の中で実はふわっとしていることに気付きます。
ということで、特にファンではないですが、とりあえずボカ・ジュニアーズのスタジアムへ。
<ボカ地区>

スタジアム横にある記念館を見学です。
ボカといえば、やはりこの人。



ディエゴ・アルマンド・マラドーナ選手。

天才リケルメ選手。
ちなみに、館内を見学しているとアルゼンチン人にいきなり「おまえ日本人か?」と聞かれ、「そうだ」と答えると、「これを見ろ」と壁一面に貼り出された歴代所属選手一覧プレートの中の、とある1行を指差されました。
その指差先には。そうです、「すしボンバー」こと高原直泰選手の名前が!
(写真はありませんが)
「オー、グラシアス・・」と言いながら、その瞬間の僕に込み上げたのは「誇らしさ」ではなく、なぜだかわかりませんが、完全に「照れ」の感情でした。
この後はスタジアムを見学。


スタジアム内のお土産屋さん。

なぜなんでしょう・・・
日本だったら反社会的勢力の防止条例で確実にアウトです。
マラドーナと合成の記念写真を撮れたりしてなんだかんだで楽しかったです。
これはスタジアム前の道路にあるマラドーナの足型。
みんなに触られすぎて、完全にどフラットです。

しかし、アルゼンチンの人は本当にマラドーナのことが大好きです。
以前、誰かから「アルゼンチン人は、とりあえずマラドーナって言っとけばみんな上機嫌になる」と聞いたことがあります。
さすがに嘘だろと思い、ためしにタクシーの運転手に、非常に雑に「マラドーナ!」と言ってみたところ、「イエー!マラドーナ!」と超テンション上がってしまい、あの話は本当だったんだと非常にうれしくなりました。
(その後何人かのアルゼンチン人にも試しましたが、例外なくみんな最高の笑顔に。マラドーナ、まじ魔法の言葉。)
町の壁にも。


上手ですね。
このへんは旧市街なんですが、壁一面カラフルに塗られていてこんな雰囲気です。



いいですねー。
僕の思い描いていたアルゼンチンって感じです。

未来のマラドーナをめざして。がんばれ!
<カミニート>
ボカのスタジアムのすぐ近くに、観光名所「カミニート」があるのでふらっと立ち寄ります。
カミニートとは、タンゴの踊り子さんが住んでいた集落一角で、踊り子さんの小屋がとてもカラフルで、目にも鮮やかな町並みがとても楽しいところです。
日本でたとえると、祇園とか向島とかそういうことでしょうか。




このへんはいわゆる旧市街というエリアでしょう。
1度ホテルへ戻り、午後は新市街に向かいます。
<南米のパリ>
ブエノスアイレスは「南米のパリ」と呼ばれる街です。





※このシュッとしたのが、街のシンボル「オブリスク」です。

まあ、パリっちゃパリですかね。
<カフェ・トルトーニ>
こわい人に「おい、ブエノスアイレスでナンバーワンのおすすめスポットはどこだ?早く言え」とすごまれたなら、僕は真っ先にこの「カフェ・トルトーニ」を挙げます。
何の躊躇いもなくね。

ここは1858年(日本で言うと江戸時代ですね!)から続く由緒あるカフェで、夜はタンゴのショーも楽しめます。
めちゃくちゃ雰囲気いいです。



ちょうどランチタイムだったので、ここぞとばかりにステーキのサンドイッチと赤ワインを注文。
(日本で言うと、新宿のつな八に入って、天丼と日本酒を注文したような感じでしょう。)

ものすごく美味しかったです。
<El Ateneo Grand Splendid>
昼食後、街を散歩。

ここは本屋さんなんです。
元は劇場だったのをそのまま利用しているようで、とても素敵な店でした。

お土産にタンゴの本やCDを購入。
<メトロ>
ひそかに楽しみにしていたブエノスのメトロに乗車です。

駅構内の階段。
暗くてこわいですね。

ご存知の方も多いと思いますが、日本の地下鉄はブエノスアイレスの地下鉄をモデルに作られたのです。
そして、今は逆に、ブエノスアイレスのメトロの一部で、日本の丸の内線(東京の赤いやつ)や東山線(名古屋の黄色いやつ)のお古の車両が使われています。
あいにく今回はそいつらには遭遇できませんでしたが、線路や車両のサイズ感が日本と同じで、なんか乗りやすい気がしました。


これはメトロのホームの壁のタイルに書いてあったイラスト。

名前はわかりませんが、ブエノスアイレスではこのキャラクターが相当ポピュラーなみたいで、いろんなところで目にしました。
日本で言うと、ドラえもんみたいなものでしょうか。
<夜のブエノスアイレス>



なかなか素敵ですね。
<タンゴ>
さあ、もちろんお約束のタンゴです。
22:00頃から始まるので、ホテルから送迎バスで向かいます。
まともな写真をまったく撮れませんでしたが、とりあえず。

受付です。
すいません、これしかありませんでした…
当然、ステーキとワインを食しながらの観劇です。

昼も夜もステーキとワインでした。
こんなのずっと続けてたら確実に通風になりますね。
エスキーナ・カルロス・ガルデルという老舗の劇場に観に行ったんですが、とてもよかったですよ。
演奏も歌も素晴らしかったのですが、想像以上にアクロバット的要素が強くてびっくりしました。
そんなこんなで、非常に疲れましたが、ブエノスアイレスを堪能した1日でした。
そうすると、翌日特にやることがなくなってしまいました。
ということで、ブエノス滞在3日目は、日帰りで対岸のウルグアイまで日帰り旅行に出ることにしました。
(その様子は別途アップします)
<ブエノスを発つ>
最後の夜は、運河沿いのカバーニャ・ラス・リラスというお店でステーキを。


ここのお店、金持ってそうな人で大繁盛でしたが、ちょっと期待はずれでした。
というのも、僕の中でアルゼンチンのステーキっていうのは、ガッチガチの噛み切れないような赤身の肉がとてつもない量で出てきて、それを獣のように食いちぎりながら、もう血だか赤ワインだかわからないような液体でナプキンびしょびしょにしがら、死にそうになって胃に流し込むみたいなイメージでした。
ところがここのお店の肉は普通にやわらかくて美味しくて、量も少なく、おまけにまあまあ高い(ケネディより高い)。
まあ、プエルト・マデーロのよいロケーションにあるので観光客向けにはおすすめという感じでしょうか。
さあ、明くる日、午前中のうちに空港入りしてブエノスを発ちます。
空港でかっこいい人を見つけました。
おれもこんな風になりたい。

こちらも空港で。

ひとつはっきりしていることがあります。
アルゼンチンには美女が多い。
空港でマックに行きました。

このアンガスバーガー、美味かったです!
モスのとびきりハンバーグサンドより確実に美味いです。
なんか肉ばっか食ってますね。
ブエノスアイレス、以上です。
ブエノス、あまり観光地としての魅力はないかもしれないですが、僕は好きだな、ブエノス。


また来るよ。
いよいよリオに向かいます。
ジュリアン