イタリアのサッカーリーグ、インテルの長友佑都選手について
イタリア・ガゼッタ紙が取り上げた記事
それは、長友選手が試合場でのパフォーマンスとして見せる、「お辞儀」
インテルの選手達も真似するほどチーム内に浸透して
今や、ミラノっ子の間でも、ちょっとしたブームになっているそうです。
長友選手の献身的で、周りに対して常にリスペクト(敬意)と感謝を祓う姿勢に
イタリア人は長友の中に日本人の「美徳」を見ているようです。
お辞儀の文化は、日本特有の「武士道」という哲学の中にあるという
云わば、日本人の品格というものなんでしょうね。
「武士道」といえば、日本のアイデンティティーを記した名著があります。
作者の新渡戸稲蔵氏の言葉から引用すれば
『武士道は、人が人として行うべき道徳を
単に内面の精神のみに閉じ込めておくのではなく
行動の美学、型としての「礼」を作り上げてきた。
その典型は「切腹」という儀式である。』
ほぉ~
「せっぷく」が武士の美学だったなんて、ちょっと驚きです
武士の間では、人間の腹には魂が込められていると考えられていたそうです
さらに...
『「礼」の本質とは、本心と良心に宿る根本の徳の「仁」
と、そこから生まれ出た人としての正しい行いの「義」
を型にしたのものであり
日常の挨拶ですら相手を思いやる心がなければ
それは単なる所作であり、「礼」とは言えず かえって「失礼」となる。』
う~ん、「礼」の本質を知らずに使えば「失礼」になるんですね~
極めつけは,,,,
『他人の気持ちに対する思いやりを目に見える形で表現することが「礼」であり
「礼」の最高の姿は愛に近づく。』
ほぉ~、正しく理解して「礼」を使えば、愛につながるんですね
長友選手の行動は、まさしくに愛を象徴しているということですね
海外で活躍するアスリートだけでなく
日本人として日本の美学を知る事は
とても大事な気がします。
「武士道」、少し敷居が高いけど、読んで見たいと思います。
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