久しぶりに、マイケル・ジャクソンの「ライブ イン ブカレスト」のDVDを観ました~。
眠りに落ちると、その日観た画像や本の内容がそのまま夢に出てくることが良くあるのです。
そして、やっぱり昨晩は、やっぱりマイケルが出てきたぁ~。
Live in Bucharest
ステージでマイケルが、「She's Out Of My Life」を歌いながら、観客をハグして歌うシーン、
マイケルが私に向かって手を広げて待っててくれるんだけど、走ろうとしても、足が空回りして
一向に前に進まないの~、そして永遠にマイケルとの距離が縮まらない夢
。
ああ、願望って、夢の中でもなかなか実現しないのね~
マイケルといえばライヴパフォーマンスの神様的な位置づけだけど、「ライブ イン ブカレ
スト」での「Human Nature」は、特に挑発的でセクシーに踊る姿が印象的なんですよね~。
訳語のイメージだと、特定の相手への気持ちを表した曲だとばかり思っていたけど、実際の歌
詞の意味は、かなり違うらしいのです。
というのも、マイケル・ジャクソンの曲に誤訳が多い事に気付き、丁寧に翻訳されたサイト
「マイケルの遺した言葉」というタイトルの大西恒樹さんという方のブログ見つけたんです
またまた、宝物を見つけたような気持ちになって、今、結構ハマってます。
大西さん曰く、映画「This Is It」の中でのマイケルを観て、彼が最高のステージを作り上
げようと懸命に戦うウォリアー(戦士)であり、世界中にメッセージを伝えようとするメッセン
ジャーであることに強い衝撃を受けたそう・・・。
マイケルは、アーティストとしてあまりに完璧過ぎたために、彼の素晴らしい歌やダンスに
目を奪われ、彼が本当に伝えようとしていたメッセージを強く意識することがなく、私たち観客は
ただ楽しんでいただけのような気がする・・・と。
母国語が英語でない人々にとっては、マイケルの書いた歌詞をそのまま理解することは簡
単ではなく、微妙なニュアンスの違いなど、より深く理解するためには、翻訳の助けが必要
だが、翻訳にも優劣があり、必ずしも質の良いものばかりではない・・・ということ。
実際に大西さんがマイケルの曲の訳詞を調べた中には、明らかな誤訳や、意味の通らない
訳も多々あり、あまりの誤訳の多さに驚きを隠せなかったそう。読みの浅さから、ただの言葉
の羅列になっているものの何と多いことか。大西さんはこの状況をとても見過ごすことはでき
ないと思ったそうです。
マイケルのメッセージがきちんと翻訳されないことは、人類の損失以外の何ものでもないと思
い、一人でも多くの人に、マイケルのメッセージをもっときちんと理解して欲しいという思いで、
翻訳をされているブログです。
大西さんの渾身の訳詞の転記はNGのため、こちらをクリックしてご覧ください。
「マイケルの遺した言葉/マイケル・ジャクソン氏の歌詞の日本語訳詩集」
そして、1993年に受賞したグラミー賞でのマイケルのスピーチは彼が逝ってしまっても尚、
私の心をとらえて離さない感動のシーン