昔から、みなが一度は行きたいと願っていたというお伊勢さま

 

江戸時代などは何日も歩いてお参りに行ったのに

関東に住んでいても、飛行機と高速道路であっさり行けちゃうようになったとは

便利な世の中になったものです。

 

でも、このお伊勢さま、

誰でも行けるというわけでなく、

(予定していても急用ができたりして中止になるとか)

神さまに「呼ばれている」人だけが行けるのだ、

と添乗員さんが言ってました。

確かに、私は厳島神社に何度か行こうと思っていたのですが

具体的に決めても、家族に病人が出たり、急用が入ったりして

確かに行けてないのです。

 

でも、今年5月のG7サミットで 厳島神社もきれいになったし

私の「願い事リスト」にも入っているので

近いうち(来年あたりには)行けると思っていますが・・・。

 

あ、話が脱線しましたが お伊勢さまの話に戻ります。

(伊勢神宮、とみんな言っているのですが 正式には「神宮」だけなのだそうです。

もう、「神宮」と言えば、伊勢にある、ここのこと!という含みがありますね。

たまたま その「神宮」が伊勢地方にあったから「伊勢神宮」と呼ばれているけど

もう、「神宮」としての「圧倒的・絶対的」存在 なのだそうです。

 

そりゃそうですよね。天皇、ひいては日本人のご先祖様なのですから。

 

それにしても さすが、お伊勢さま。

貫禄と 神社一帯を包む その「氣」が 圧倒的な雰囲気を醸し出していました。

 

特に、お清めのために手を洗う、「五十鈴川」はすごいです。

 

手を入れて水をすくった瞬間、

「なにこれ!? 軽~い! さらさら~!」

川の水なのだけれど、全然水じゃなくて、光をすくっているみたいに 

とにかく軽くてさらさらで、程よい冷たさが心地よくて

ずーーーっと触れていたいくらいでした。

 

身が清められるって、こういうことなのか~!と

これはまさに、生まれて初めても体験でした。

 

今でもその感覚は残っていて、

これからも、いつでも何度でも思い出したくなる

うっとりするような感覚です。

 

 

 

ちょうどいろんな神事(新嘗祭の直前だったので)が執り行われていて

普段見られない,神官たちの姿もあちこちで観られました。

 

 

ちょっと曇ってきて、雨が降りそうだったので

大きな傘を持つ人たちも集まってきて

神事が終わるまで、直接参拝は待たなければならなかったけれど

写真撮影はOKということだったので

見物客のラインに並んでしばらく神事を眺めていました。

 

神社で(偶然)神事に巡り合えるというのも

神さまに祝福されているしるし、だということも聞いたので

今回の神宮参拝は 大正解だったのだ、と嬉しく思いました。