(高雄旅行の続きです)
端午節といえば、ドラゴンボートレース。
中国の故事で無念の入水自殺を遂げた屈原の霊を祀るために始まったとも言われている、中国の伝統行事です。
誰でもチームを組めば参加できるらしく、語学学校の留学生たちが一気に仲良くなった話とか、ただ座っているだけでいいからと数合わせで出場したらひどい目にあったとか、いろいろな話を聞いていました。
高雄の愛河ドラゴンボートフェスティバルは、新型コロナの影響で2年ぶりの開催となるそうで、今回、是非直接見たいと思っていました。
期間は6/3~6/5の3日間、愛河の中正橋あたりには舞台が設置され屋台が並び、賑やかな感じでした。
ただ、新型コロナと、この日は雨だった影響からか、観客の人出はそこまで多くなかったと思います。
龍の舳先のついた長いボートに、漕ぎ手は左右に分かれて10~20人くらい、ドラマーの叩く太鼓に合わせてガンガン漕いで進みます。
これ絶対、参加した方が楽しいってやつですね!
雨の日に高雄を観光するのであれば、高雄市立図書館総館がお勧めです。
地上8階建ての一見普通のビルなのですが、内部は広々とした開架式の公立図書館で、旅行者でも入れます。
何がすごいって、書棚の配置や閲覧机の並べ方、各フロアごとのレイアウトが全然違うんです。建築デザイナーが自由にデザインした感じ。
フロア中央は吹き抜けになっていて、開放感があります。
もちろん中国語の本が大半ですが、外国語のもけっこうあります。日本語の書籍や雑誌を読みたくなったりしたら立ち寄ってみるのもいいですね。
漫画もありましたよ、「ガラスの仮面」。
中国語版と読み比べてみるのもいいのでは。
(つづく)