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「アルジャーノンに花束を」ですね。
ずい分前に読みました。学生の頃に。

幼児の知能しかもたないチャーリーが、天才になる手術を受け、天才になる。
でも、そのために自分がどうして両親と一緒でないのかを理解してったり、
先生であるアリスと恋をしたりする。
天才でなかったチャーリーは仲間もいたけれど、天才になったチャーリーは
だんだん高慢になって行く。
でも、先に動物実験で天才になっていたアルジャーノンは、だんだんおかしく
なってしまう。
色々と調べたりするけど、結局アルジャーノンは簡単な事もできなくなり死んでしまう。
自分も同じことになるとわかり、親を探して会いにいったりする。
昨日まで読めた本が読めなくなったり、理解できなくなったりしてだんだん
アルジャーノンと同じ状態になっていくのが、とてもかわいそう。
最後の方で会いに来たアリスに、会うことなくわかれる。
でも、とうとう、元のようになってしまったチャーリーは、アリス先生のいる
教室に前のように行ってしまって...アリス先生はチャーリーが元に戻って
しまったことを知り、ショックで出ていってしまう。
知能の低下が止まらないチャーリーは、施設に行くことになった。
そして、最後に ”アルジャーノンのおはかに花束をあげてください”って書いて
終わるんです。うろ覚えですが。

最後がすごく泣けました。
天才になって傲慢になってしまったけど、記憶が失われて行く過程とかが
何とかしようとするけれど、自分もアルジャーノンと同じ運命をたどるんだと
わかってしまうので、可哀そうです。
最後はアリス先生との教室でのやりとりが悲しいです。