『次の者の死亡を確認した。
1.ソルジャークラス1st ザックス・フェア
2.第七部隊所属 クラウド・ストライフ
』
朝がまだ開けきれていない時刻に、ソルジャー部門の統括から一斉メールが送られてきた。
「なんだよ…緊急招集か?」
俺は眠たい目を擦りながらメールを確認した。
そこには俄かに信じ難い事が書かれていた。
「嘘だろ?ザックスが死んだ…だと?それもあのチョコボも一緒だと?」
「ありえねーぞ、これは。」
俺はついこの間、あいつがミッションに出かける前にした会話を思い出していた。
"「なあ、俺さぁ…」"
"「なんだよ、気持ち悪りぃな。言いかけた事は言えよ、お前らしくねぇ。」"
"「だよなー。よし言う!俺さ、このミッションが終わったら、あいつに告白するんだ。もしかしたら気持ち悪がられるかもしれねえけど、このままの関係でいるのはもう無理なんだ。」"
"「そうか、漸く決心したか。で、どっちだ?花売りの子かチョコボか。」"
"「そんなもん決まってるだろう?…だよ。」"
あん時どっちって言ったか?あいつ。俺はあいつの性格上花売りの子だと思うが、もしかしたらもしかしたらチョコボの可能性も…。
んな事はどうでもいいんだ!
とにかく、この官報の真実を調べないと。
あいつが死ぬわけがない。
***
とりあえずメールを送ってはみたが、やはり返事は帰ってこなかった。
しかも、赤髪のタークス情報によると、俺が送った事で社が動き出したらしい。
しばらくはこっちで調査した方がいいのかも知れない。
***
あれから一年が経った。
結局なんの情報も得られないままだ。今回の上層部は本気らしい。ちっとも穴がない。
タークスたちも集めるのに苦労しているらしい。使えねー。
でも、情報を集める事に特化した俺を舐めてもらっちゃ困る。
「あいつの最後のミッションはニブルヘイムか。そういや、あのチョコボの故郷もあそこだな。で、英雄殿が死んだのもそこ。臭いんだけどな。」
このままここにいても埒があかないな。
ちょうど明日ウータイでの任務がある。そこで、死亡した事にして離脱するか…。
それには協力者が必要だな。
俺は携帯のメモリーから、赤髪のタークスの番号を押した。
『もしもーし、今、仕事中だぞっと。』
「どうせ、8番街で息抜きしてんだろうが?」
『おやおや、手厳しいねぇ。で、何の用事だ?例の事か?それだったらまだ何にもつかんでいねーぞっと。』
『ちょっと考えたんだがな、このまま神羅にいても真実が掴めネェ。神羅を抜けようと思う。』
『ソルジャーは辞めれねーぞっと。』
『だから、あんたの力を借りたい。』
『俺も神羅の人間だぞっと。そんな俺を信じるのか?』
『ああ。神羅なんか関係ねぇ。友人として。レノ、あんたもザックスの件の真実を知りたいだろ? 俺は知りたい。あいつはあんな所で死んじまう奴じゃねぇ。そうだろ?』
『ああ。』
『頼む!協力してくれ!』
『わかった。作戦を練ろう。』
協力者は出来た。俺も覚悟を決めよう。そしてあいつの真実をつかんでやる。
The End??
何だか、続きそうな予感?
2013/3/30
続き