再会4 | Juliwolfmunのブログ

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腐女子じゃなく主腐じゃないかと自負するもののブログです。
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「どうなってるんだ?」

ジュノン基地の前に着いた俺は、驚きを隠す事もせず、ただ目の前の建物を見上げていた。

そこには、災害にも打ち勝ったのだろう、昔のままのジュノン基地がそのままの雰囲気で建っていた。
俺は、リーブの言付け通りに受付でリーブを呼ぶ様に依頼し、エントランスのソファーに腰掛け待っていた。

(昔…まだ神羅の一般兵だった頃、ここにもよく来た記憶があるな。このソファーに座ってあいつが任務から帰ってくるのを待っていた事も…。)

「クラウド・ストライフさんですか?」

ふいに声を掛けられて、顔を上げた俺の前にいたのは、秘書だろうか?スーツ姿の女性だった。

「ああ、リーブにこちらにくる様言われたんだが。」
女性は、ニッコリと微笑むと
「お聞きしております。只今リーブは手が離せない事案がありまして、私がそちらまでご案内いたします。さあ、こちらへ」

女性に連れられて、内部に向かっていると、フロアの一番目立つところにあったプレジデント神羅の肖像画が、ルーファウスのものに変えられている事に気がついた。

(やはり、ここはまだ神羅の拠点なのか?チッ)

俺の囁かな心の中の呟きが聞こえたらしく、女性は俺の方に振り向いた。

「何か仰いましたか?クラウドさん。」
「俺は言葉には出していなかったはずだ。君は何故俺の言葉が聞こえた?」

女性は立ち止まり振り返りながら、薄っすらと笑みを浮かべて、俺の方を見た。

「くすっ、そんなに警戒しなくても大丈夫だよ。とって食ったりしないから。」
「あのなぁ…俺は別に…」
「私はねぇ…あなただったらご存知よね?ジェノバ。この星を破壊しようと何千年も昔にこの星にやって来て、この星の悪の元凶とさえいわれた種族」
「そして、人間兵器を作るために神羅に細胞を利用されたジェノバ。私はね、そのジェノバのクローンなの。」

「えっ?」
「驚いたでしょ?クスッ。神羅が手にしていたのはセトラだけじゃなかったって事。」
「……」
「あなたの事は、エアリスからいつも聞いてた。凄く綺麗な心と空の様な瞳を持った、優しくて強く、そして儚い人だって。」

俺はあまりにもの美麗句辞に、恥ずかしくなり顔が熱くなった。
手を自分の頬に当てて、赤くなっていない事を祈った。

「エアリスがそんな事を…。」
「うんっ、聞いてた通りの人で安心した。一度会ってみたかったから。」
「エアリスがね、いつもあなたの事を話しする時に楽しそうに話していたから。どんな人だろうか…会ってみたいなってずーっと思ってたから、会えたの凄く嬉しい!」

そう言ってニコッと花の様な笑みを浮かべて、彼女は俺の手を引いてまた歩みを進めた。

暫く歩いていると、奥まった所にあの何ともいえない匂いがして来た。
これは忘れもしない、あの地下実験室と同じ匂いだー

「着いたわ、さあどうぞ入って。」
ドアを片手で抑えて俺を招き入れた彼女に礼を言いながら、招かれた先のソファーに腰を掛けた。
「じゃあ、リーブが来るまでもうしばらくここで待っていてね。」
そういって部屋から出て行こうとした彼女に俺は肝心な事を聞いていない事に気がついた。

「君の名前は?」

「私?私はねー…シルビア。シルビア・クライスト。よろしくね」


*****

オリキャラが登場しました。彼女の名前は、私の友人の名前を少し借りました。
わかってはいるとは思いますが、パラレルですので、本編・CCFF7・FF7AC共に繋がりはありません….。
ただDCから『DGソルジャー』の設定は少し借りました。しかし、私はDCは未プレイなので(プレイするにも本体がない…)詳しくは知りません。
基本ザックラなのですが、暫くはクラウドが可哀想な立場になる予定です。
別のタイトルでの小説でも、そういうのが多いのよね…私w