血盟城内のとある場所ー
「ヨザッ!久しぶりだな」
幼馴染で、過酷な戦いを共に戦い抜いてきた男が声をかけてきた。
「おや?た~いちょっv本当にねぇ。どこをほっつき歩いていたのやら」
コンラートは、いつもの胡散臭い表情を浮かべながら腰に手を当てて答えた。
「別にわけもなく出歩いていたわけじゃないさ。」
ヨザックは、何気なさを装って会話を続ける。
「三男坊閣下の行方ですか?」
「まあな。」
ヨザックは、さらに探りをいれようと会話に本腰をいれた。
「その顔じゃ、収穫なしっ!ってところですかい?」
「お前には関係ないことだ」
(おやおや?図星かなこりゃ)
ヨザックは肩の高さで手を広げて、アメリカナイズされたポーズで構えた。
「へいへい…。まぁ、こっちも誰かさんのおかげで、坊ちゃん陛下のお守りに日夜奮闘させて頂いているんで、充実した毎日を
過ごさせてもらってますよっと。」
ヨザックは、そばにあった小石を足先で蹴り飛ばして、目の前の陛下の保護者兼護衛である男に、少し嫌味っぽく話した。
今の陛下の様子を知っていれば、これぐらいの嫌味は許されるだろうと、自己完結していた。
「陛下は…お元気か?」
(おや?少しは気になるのか?でも陛下を裏切るというのは臣下として許されないことだ。あんたはそれを二度もやった。陛下が許してもこの俺はゆるさねぇ)
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2011/11/10 juliwolfmun
長くなりそうなので、いったん切ります