(HPから引き継いだ番号を記しています。)

 

作品No.225 湯桶 

(蕎麦湯を注ぐのに使います)

 

作陶期間:2023年11~2024年1月

粘土:京白土

釉薬:新鉄赤釉、黒マット釉

 

 

漆器もどきの第2弾。

 

内径7.5cm

高さ12cm

 

作品No.84(2010年)を参照し、成型した。

(ブログには、当時の詳細データなし)

 

タタラ7mmを、釉薬のボトルをお借りして巻きつけ成型。

底部はタタラ7mmに、筒状の本体を乗せてドベでつけた。

 

釉薬のボトルは当時と同じものがなく、

細いか太すぎるか、だったので、細い方を使った。

 

素焼き前に、本体低部に黒化粧を、

蓋裏にも黒化粧を施した。

 

素焼き後は、蓋裏と、本体底部に撥水剤を塗った。

蓋裏の一部には黒マットを、表には新鉄赤釉を施した。

本体の内部は黒マット、外部は新鉄赤釉薬。

 

2色を塗り分けるのは神経を使う。

色が交わりそうな箇所に、テープを張り、

まずは内部に釉がけし、テープを張り直して、

外部は流しがけ。

細かい箇所は筆塗りした。

 

 

  

もっとはっきりした赤になると思っていたが違った。

釉がけが薄いと、黒っぽく出るのだそう。