「一人で寂しくない?」


えっ!?

山口先輩いきなり何言い出すの??


それって遠まわしに付き合ってくれって言ってるの??


びっくりしすぎて、普通に聞き返してしまった。


「えっ!?」


「いや、優ちゃん居ないと、一人で寂しいんじゃない?」

あぁ、そういうことか。


その当時、宏美の他にもう一人仲良くしていた子がいた。


加藤優。

優も実家から学校に通っている通学生で、

公立が嫌で佐々丘に来ていた。

優とは、小学生の頃に通っていた塾で知り合っていたので、

中学に入っても、すんなりと仲良くなれた。


特にきわだって勉強ができたわけではないが、

そこそこのレベルで、勉強よりもピアノに力を入れていた。


かわいいというよりもキレイな子で、全校の男子から

すごくもてていた。


その日はちょうど優は風邪で休んでいたため、

寮の子たちから若干ハブられていた私は

一人で学食から教室へ戻るところだったのだ。


その途中で偶然、山口先輩とすれ違い、

声をかけてくれたのだった。


「大丈夫ですよ^^優がいないとつまんないですけどねー。」


「優ちゃん、明日来るといいね!」


「はい!ありがとうございます!」


話題は優であれ、山口先輩に声をかけてもらったのは、

すっごくうれしかった。


きゃー!!うれすぃい☆

後で優にお礼言っとこ♪