No Elvis, No American. # 4
エルヴィスには、3つの No…があったかもしれない…⁉⁉
Elvis, No Levis.… elvis levis
エルヴィスはリーバイスが嫌イダッタノ?‼?‼
50`s頃からアメリカで爆発的にファッション・アイテムとして、キッズからアダルトまで
アメリカン・ボーイズはみんなブルー・ジーンズを履いていてもうアメリカン・シンボルと
言っても不思議じゃない。映画テレビ、マガジンのグラビアなどでアメリカ人と言ったら
ジーンズ・スタイルがお馴染みだった。しかしソモソモ黒人達が小麦畑や綿花畑で農作業を
強いられて履いていた作業服で、土にまみれた辛い涙と汗がしみ込んだブルー・ジーンズだった。
それが何とファッションに祭り上げられ様とは、これがアメリカン・ファンタジーというものなのか⁉⁉
そんなファッション爆発と殆ど同じくしてエルヴィスも登場したのだけれど。しかしエルヴィスは
映画テレビ、ライブ・シーンなどでブルー・ジーンを履いているところはパッと観たところでは
殆どみなかったように思える。Elvis,Levis ‥‥elvis,levis エルヴィス リーバイスと
言葉遊びしてしまいました⁉
Elvis, No Jazz.
エルヴィス、ノージャズ‼‼
エルヴィスはブルーズR&Bゴスペルとなんでも歌いこなしていたけれど、ブラックの色濃い
ジャズ・ボーカルは歌わなかった。
若いポップス・シンガーでも、中には経験を踏んでくるとジャズを歌いこなす子もいた様だが…。
Elvis , No Beatles.
エルヴィス,ノー ビートルズ‼‼
60‘sのミュージック・シーンであのブリティッシュ・インベイション(英国グループの米国への
進撃‼‼)のビートルズ大旋風があったが、エルヴィスはビートルズの曲のカバーは歌わなかった。
そのことについて実は訳があった。(信じるか信じないかは貴方次第モノですが…⁉⁉⁉)
ビートルズはもうその頃には乗りに乗って有頂天になっていた、ある日四人組は
エルヴィスの住まいを訪ねるチャンスに恵まれて、広い広い贅沢なリビングルームの
ドアをあけて、さすがの四人組も一瞬佇んでいたという、エルヴィスはふかいソファアに
ドッカリ座って「サッサと入って来いよ!」と促した。それからすぐにエルヴィスと四人組は
打ち解けて話が盛り上がってエルヴィスが「僕の何本かある主演映画はドウダイ?
是非感想を聞かせてほしい。」とジョン・レノンに尋ねたらレノンは「貴方の映画なんて知らない、
一本も観たことないです‼‼」とやらかした。それを聞いたエルヴィスは途端に顔色が変わった。
レノンはもちろん茶目っ気タップリの英国ユーモア、アメリカン・ジョークのつもりだったが、
さすがのエルヴィスも相当気分を害した。更にレノンは悪乗りしてソファアのエルヴィスの
後ろの頭に両手でもってリーゼント・ヘアをフザケテ撫で付けるような仕草をして、
マッカートニーと首をすくめて顔を見合わせてニヤニヤ笑っていた。
レノンはエルヴィスのリーゼント・スタイルをチャカシタのだ。
実は報道写真として⦅リビング・ルームでエルヴィスがソファアに座って四人組が後ろに
立っている、エルヴィス・ミート・ビートルズの写真がある。⦆もちろん動画はないので
会話や仕草は一切ない。
それ以来エルヴィスは四人組とは二度と会うことはなかった。