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 それは、ずばり睡眠時間です☆ 

 世の中の多くの人は、デジタルカメラを使うことによって、写真屋さんでの現像や写真焼き付け、いや、そもそも写真屋さんに行く必要が無くなった、とお感じになられておられるのではないでしょうか。
そう、つまり、時間を必要としなくなった、とお感じなのではないでしょうか。
撮影した写真をパソコンで見るだけであったり、インクジェットプリンターを使って自分の手元で印刷したりすれば、本当に時間はかかりませんですよね。

しかし、私たちプロや、写真が趣味だったりこだわりが強い方達の間で使われております『デジタル一眼レフカメラ』になりますですと、時間短縮にならない場合が出て参りますです。
えっ?なんでっ??、と、疑問をお持ちになられます方もおられるかもしれませんですね。

携帯電話カメラによる撮影でのデジタル画像データや、各種コンパクトタイプデジタルカメラで撮影した画像データーの多くは、「jpeg」というフォーマットで記録されますです。
このjpeg記録されたデーターは、普通にパソコンさえあれば、特別なソフトを介することなく画面上で見ることが出来ますです。
これらjpegデーターの多くは、写真がよりはっきり見えるように、輪郭強調処理(シャープネスとかアンシャープマスクと呼ばれておりますです。)や彩度・コントラストの強調処理が自動的に入るようになっておりますです。
その為、撮影した写真をパソコンの画面でパッと見ると、実に綺麗綺麗なのです。

一方、デジタル一眼レフカメラによる撮影データーでは、的確なホワイトバランスを得たり、画像品質の劣化を最低限に押さえて大きくプリントしたり、また、自分の好みの色合い・コントラストに調整したりするために、『RAW』というフォーマットで記録することが多いです。
そして、この『RAW』で撮影した場合には、パソコンによる現像処理と言うことを行う必要が出て参りますです。
そして、現像処理の終了後、jpegデーター等へのデーター変換処理が必要となって参りますです。

この現像処理の内容の代表格と致しましては、明るさ調整・ホワイトバランス調整・シャープネス調整・彩度調整、等がございますです。

しかししかし、実はこの現像処理に非常に時間が掛かってしまうのです。
私の場合、結婚式撮影の場合、およそ600~800カット。
条件によりましては、1,000カットを超えることも度々発生致しておりますです。
そして、一枚あたりのパソコンでの現像処理時間+データー変換処理時間を6分と致しますですと、例えば1,000カットの処理の場合、6分×1,000カット=6,000分=100時間となりますですね。
そしてそして、全て出来上がったjpegデーターを再度一から見直し、必要があれば最初の現像処理からの修正作業や再修正作業(最初に戻って同じ作業:現像→変換)を、満足出来るまで繰り返し行いますです。

(これらのことに付きましては、またいつか、書いていきたいと思いますです。)

結婚式の場合、照明の変化による色温度変化が著しく、パソコンによる自動処理(バッチ処理)がほとんど出来ませんです。
ですので、ものすごい時間が掛かってしまっているのですね~。

これが、今までのフィルムカメラで撮影していた時との一番の違いですね。
睡眠時間を削って削って、お客様の満足をもらっておりますです☆


 しかし、毎日3~4時間睡眠では、さすがに眠いです。 


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