1988年2月にこの塾を作り、はや34年が経ち35年目を迎えます。
まさかこんなに長くやろうとは思ってもいませんでした。
長く続けられた理由の一つは、面白かったからでしょう。
トルストイは、アンナ・カレーニナの冒頭で『幸福な家庭はどれも似ているが、不幸な家庭はいずれもそれぞれに不幸なものである』と述べています。
勉強も同様なことが言えるでしょう。賢い子は皆よく似ていますが、そうでない子は、いずれもそれぞれに問題を抱えています。

毎年毎年、違った問題を抱えた子を見て『さて、どうしよう』と出来のあまり良くない子供達を伸ばすために、試行錯誤を繰り返しているうちに、このような塾になってしまいました。

今では公立小学校の下位1/3。公立中学校の二分の一程度なら、いわゆるMARCHクラスには連れて行けるという、異常な塾になっています。

2020年は、コロナ禍で12月まで入塾生なし。いよいよ塾閉鎖かと考えましたが、元塾生達の支援でなんとか

生き延び、2021年はリモート授業や映像授業では学力が伸びないことが知れ渡り、生徒数も回復の兆しを見せはじめました。

この先どうなるか分かりませんが、私が子供を伸ばす為にやって来たことを書き込んで行きますので、興味が有ればお読みください。

子供を伸ばすために、或いは塾選びのための、多少のよすがになるかと思います。