9月1日。
防災の日。
1923年(大正12年)の関東大震災の日にちなみます。
先程も菅総理大臣をトップとする訓練の模様が報道されていました。
肝心な事はこのような組織の防災対策にも増して、
各個人の或いは各家庭の防災対策がきちんとなされているか?
だと思うのです。
「災害は忘れた頃にやって来る」 ではない。
「災害は毎年毎年、何処かに起きている」です。
ラッキーな事にたまたま身近に起きてはいない。
しかし、6月初めに訪れた熱海では、坂が多いな、道が狭いな、とは思いながら通ってました。
その同じ場所でそれからひと月も経たずに土石流の災害が起きました。
帰省した九州では、滞在8日間中7日が大雨。
JR線や高速道、地方道などがずっと或いは度々不通となってしまい、情報収集に追われる。
たまたま、携帯電話や、電気、インターネットは通じたのでなんとかなったが、
最新のかつ正確な情報はどれなのか❓
という点ではやや苦労。
滞在先での人の交流はコロナもあって容易ではない。
また老人が多い所ではあったが、防災無線や防災有線などによる呼びかけはしっかりなされていたように思います。
もう一度、日頃の身の回りは大丈夫か? と見直そう。
何処に何があるか、整理されているか?
避難する際の搬出物は取り出し易いか?
直ぐに持ち出せなくても、家に戻って来ることもあろう。(水、電池などの予備)
家族、親族との連絡体制(電話不通の場合の代替手段の確認)も。
決して後悔することの無いように。
1974年9月1-2日には多摩川の堤防が決壊し、狛江市の新興住宅が多数流失、それを報道する映像は衝撃的でした。
のちにドラマ「岸辺のアルバム」で、家庭崩壊と重なる家屋の流失を覚えておられる方も多いと思います。