クィーン が飛行機を勝手に降りてしまった話 (2) | 空と歴史が好きな jukushi が 安全性について考えるブログ

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そして、日本の歴史と酒を愛して、気の向くまま.....

40年近くが過ぎた今だから聞ける、客室乗務員からの、QUEEN の逸話。
昨日の
の続き、

多分に、DC10 という飛行機のあまり芳しくない安全記録が気になっていたのかと…

前回紹介した、この1979年のシカゴの 墜落事故に限らず、いくつかの問題がありました。
1972年のアメリカン航空貨物ドア破損急減圧事故
1973年、ナショナル航空エンジン爆発、急減圧事故。
1974年、トルコ航空、貨物ドア破損、墜落事故

でも当時の日本🇯🇵 では政府専用機のない時代。

政府の要請に従って、日本航空=JAL は皇族や政府首脳の外遊にDC10を提供するほどですので、問題は生じていません。
画像:日本航空企業サイト

出発間際の旅行取りやめは、急病などやむを得ない場合も含み、このQUEEN様のようなお客様は、まれにいらっしゃいます。
クィーン様の場合はやむを得ないと言えるのかどうかは極めて疑問で、航空会社にとってはなんとも困ったお客様というか…

似た様なケースで 、まれにパニック症候群のお客様が搭乗されますが、この様なお客様には安心して頂くために、むしろ、乗務員から降機をお勧めする事もあります。

いずれにしろ、貨物室に既に積み込まれた全ての荷物の中から、当該お客様またはグループの荷物を探し出して、取り下ろす。

そのお客様の降機と荷物が降ろされることにより、出発直前に既に確認済みとしていた重量とバランスの再計算が行われる。

パイロットがそれを確認して、客室乗務員とも相互確認して出発準備完了となり、離陸のデータを入れ直す。

地上職員は出国審査が済んでいるので出国取り消し、再入国のための書類作成。
その他いくつかの変更の手続きが生じます。

それらのため、出発は定刻以降に食い込んでしまい、出発のみならず、更に到着時刻までが遅れる、到着地での乗り継ぎが出来ないなど、他の多くのお客様にご迷惑をおかけしてしまう事になります。

降機から15分ぐらいは必要でしょうね!

お客様が後続便に搭乗になる時でも、日本の航空会社に限って言えば、決して荷物だけ先送りにする事はありません。
時間がかかったとしても、安全上の理由のため、手順を踏んでこれらの処理を行ったのちに出発していますので安心です。

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