気象庁が更に新しいスーパーコンピュータを運用開始 | 空と歴史が好きな jukushi が 安全性について考えるブログ

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気象庁は、数値予報に使用しているスーパーコンピュータを更新して、世界トップクラスの、従来の21倍の能力、気象プログラムは10倍の処理速度のもの(日立製作所) にし、台風や集中豪雨などの予報の精度向上を図るとのニュースがありました。(5月16日)


気象庁の発表

IT メディア

ITインプレス


確かにこれまでの数値予報を、ほかの国のものと比較してみると、台風の進路予想などにおいて少しずつ異なるのですが、気象庁のものがそれ程悪いと言う訳ではありません。


ただヨーロッパ中期予報モデルやアメリカ国立環境センターモデルなどに比べると、少し劣るかなという感じはしていました。


しかし、元々台風予報の72時間から先の進路予想は信頼性に欠けるものだし、雷雨発生にしても、明日の何時ごろにどこで発生などという予報や、2週間後の oo 地方の天気などという予報は物理的に考えて、とても無理な話で、ポテンシャル予報にならざるを得ないものです。


今回発表では気象庁は、特に台風予報や集中豪雨の予報の精度を上げたいと考えていることが分かります。

これにより

台風の強度予報は3日だったものが5日になる。

降水予測情報6時間先までだったものが、15時間先までとなる。

2週間先までの気温予測が発表される。


ただそれだけではないものを私は感じています。

元々、気象庁の内部の一人一人の能力が優れており、各人の研究熱心さにも驚きを持っていました。


アフター5や休日に職員の方々と話すと、実に興味深い。

明日明後日の気象の事、新しい研究テーマの事、異常気象の解析の事など、熱く話して頂けています。

日々の勤務時間帯ではない時間を使って、研究すべき気象の事がいつも頭の中にある。


このコンピュータの出す精度のいい結果を使って、彼らの研究が更に向上すると、将来的には人的能力も合わせて引き出され、自然災害に対する予報発信時刻が早まるし、航空気象などの分野での雷雨予想なども更に早くなり精度も高まると期待します。


今回の更新で世界トップクラスの予報精度となると思われ、中国や韓国など日本に近い国々でも、これまで以上に気象庁の予測に注目して自国の予報に役立てることは間違いないでしょう。