以前にもお話ししましたが、
宣伝は継続して行うことで、その効果が表れます。
塾の広告はそれが顕著です。
生徒を集めようと、
多額のお金を使って、
新聞の折り込みチラシを一度入れたとしても、
生徒一人を集めるのがやっとでしょう。
ですから、
借金をしてまで、
広告を出すなんてことは絶対にしてはいけません！
お金を捨てるようなものです。
私が塾をしていたとき、
偶（たま）に小さな印刷屋さんから、
「広告を出しませんか？ 今なら特価でできます！」
なんてＤＭが来ていましたが、
広告を出すなら定期的に出さないとダメです。
安いからといって（私は安いとは思いませんでしたが）、
広告を一回だけ出しても、
期待する程の効果はありません（多分、全くない）ので、
私はオススメしません。
もし、
広告を出したいのなら、
費用があまり掛からないポスティングをオススメします。
コンビニで、
１，０００枚コピーしても一万円で済みますから。。。
さて、ここからが本題です。
「経営が傾く前に広告を打て！」と、
タイトルを付けましたので、
『傾く前』に広告を出さなくてはいけません。
つまり、
経営が傾いてからでは、
遅い・手遅れになってしまう場合があるので、
このようなタイトルを付けた訳です。
『傾く』には色々な要因が考えられますが、
最も経営に影響を与えるのは、
生徒数の減少（＝収入減）です。
それを見越す方法として、
夏期講習から入塾してきた生徒の数があります。
一年を通して、春と夏が一番生徒が集まるときです。
この時期に生徒が増えないということは、
何らかの原因があるとみてよいでしょう。
貴方の塾には何人の生徒がこの夏に入塾してきましたか？
その数は、予定通りでしたか？
中３以外の学年も入塾してきましたか？
もし、
想像以上に少ない場合は、
既に経営が傾きかけている兆候と捉えてよいでしょう。
その場合は、
夏休み明けの定期テスト前の時期を狙って、
広告を定期的に入れる計画を立てましょう。
広告を入れるタイミングは定期テスト３～２週間前です。
決して、
焦ってこの夏の間に広告を入れたりしないでくださいね。
今の時期に広告を入れても、
保護者は殆ど関心を示しませんので。。。
追）二学期制で、
９月初めに前期期末テストが控えている場合は、
この限りではありません。
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