60前の私は取り立てて趣味もなく、日常的にはウォーキングとかYouTubeや映画鑑賞の日常であるのだが、お酒だけは欠かせない日が長年続いており、休みの前の日なんか翌日どこで酒を飲もうかと考えるのもある意味趣味な感覚である。

 

昨年、単身赴任を終え大阪に帰ってきたものだから、店は豊富にあり、そんな店を紹介する動画も限りなくあって、店を探すのも一苦労ではあるが、探している自分の幸せ感に自分の単純さを感じられるのも面白い。

 

動画を見ながら、面白い店を見つけたので大阪駅前ビルに出かけて行った時、目的のお店ではないのだが面白い看板を見つけて、目的地を変更して思わず入ることにしてみた。

 

 

 

そのお店は

 でんがな大阪

というのが正式な名称なのか、第3ビルだけでも2店舗があるチェーン店のようである。

 

看板にはなんと、生ビール込みの飲み放題が

 399円(税込み438円)

と格安でも激安でも表現できないような爆弾価格である。

 

時間の方は30分(ラストオーダー20分)と、かなり短い設定ではあるものの、この界隈激安店でも生ビールは180円が限界なので、3杯も飲めば完全に元が取れる価格設定で、何杯飲めるかわからないと思いつつチャレンジしてみた。

 

 

ちなみに、普通に2時間飲み放題とかの店に入っての私の飲みのアベレージは7杯ほどで、ペースを上げて飲まないと所謂元は取れないことになるのだが、飲み放題は毎回ロケットスタートであとはゆっくりといった飲み方なので、まあ損することはないだろうと感じていた。

 

飲み放題だけだと嫌がらせみたいなものなので昼食として

 串カツ5本の盛り合わせ 510円(税込み)

を頼んだ上でのみ放題のセットにしてみた。

 

出された生ビールはまさしくアサヒスーパードライの生ビールであり、美味しいとしか言いようのない味で、串カツの方もできたてサクサクで何の不満もないのだから素晴らしい。

 

 

 

 

結局

 生ビール×3

 トマトチューハイ

 ハイボール

の5杯で時間切れとなったのだが、これで400円(税抜き)なのだから、1杯80円ほどといかに安い店の多い大阪駅前ビルといえども、横綱級の価格設定であることは間違いない。

 

なんでも自粛要請で客が減ってしまったことからの企画的な飲み放題という事で、いつ終わるのかは店長も分からないらしいが、こんなに安く飲めるのも今しかないと思うので、読んでくださった大阪の方は行かれれば満足度は相当高いと思われる。

 

 

 

勿論、不要不急の外出自粛期間中であり、不要に行く必要はないのだが、どうせ昼食は食べないといけないので、必要な昼食を食べるついでの短時間の楽しみとしては問題ないのだろう。

 

自粛生活も長くなってきたので、そろそろコロナも収束していただいて、昔のように自由に飲み食いできる時代に戻ってほしいものである。

 

 

                                             ・・・おの・・・