5月中旬に膵炎(すいえん)で入院して早いもので既に2ヶ月が過ぎ、車検といわけでもないのだが、退院後の体調を見てもらうために昨日病院に行って診断していただいた。

昨日に先駆けて、先週行ったCTは膵臓に癌がないかどうかを調べるものであり、癌が見つかった場合でもCTに写るような癌が見つかったとすれば、まず手遅れで治療で完治ということもないだろうみたいな医師の説明が複雑な心境にさせてくれ、意味ないじゃんと感じながらも真面目に検査を受けてみた。

昨日の主治医の説明によれば
「CTに写る癌はないし、胆石もなく問題ないです。」
ということでホッとさせられた。

血液検査の結果を見ながら医師は、γ-GDP(がんま じー でぃー ピー)の数値が高いので、酒はしっかり控えてくださいねと加えたのだが、その数値を見て驚いた。

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もう10年を超えて人間ドッグを行っており、お酒の好きな私の場合、酒を飲むと上がるこの数値は
 通常300~400
でずっと推移してきたのだが、その数値はなんと
 75
というミラクルな低レベルで表示されていた。

若い頃こそ、1週間ほど酒を抜けば数値はかなり落ちていたのだが、最近では人間ドッグ前に多少酒を抜いたくらいでは数値は下がらなくなっていたのにも関わらず何と2桁に下がっており、正直自分のγ-GDPの値としては観測史上最低記録ではなかろうか。

勿論正常値は
 8~64
なので高めであるのは間違い無いのだが、医師から高めと言われながらも勝手に心晴れ晴れになってしまって、
「入院当初は400越えていたんで、酒をやめた効果が表れましたね。」
と言ったら主治医は笑っていた。

お酒が大好きで、毎夜酩酊まで飲むのが当たり前であった私のアルコールライフは大きく変わり、宴会などでは飲むものの、晩酌はやめてしまってその摂取量は1割以下になっている。

お酒より健康が大切なことは間違いないので、完全禁酒は最後の手段として残しておいて、背水の陣の宴会の時にだけはしっかりお酒を楽しむ程度の状況で当分推移させていただくことにする。


 ・・・おの・・・