和歌山に来て1年と4ヶ月ほど経ったのだが、和歌山ラーメンと呼ばれるラーメンの美味しさは、大阪や神戸でいろんなラーメンを食べ歩いた私でもかなり気に行っている。
和歌山ラーメンというのは、黄色目のストレートの細麺で、スープは豚臭さがあったりなかったりの豚骨醤油、具的には定番の青ネギ、メンマ、チャーシューに加えて蒲鉾が乗せられているのが特徴となる。
一軒だけ行ってもそれが和歌山ラーメンかどうかは良く判らないものの、和歌山ラーメンの看板を上げる店に何軒か通ううちに和歌山ラーメンというのはこんなラーメンを言うのかなというのが判ってくる。
和歌山市の南のマリーナシティーに程近い場所であり、結構混み合う店なので長時間並ぶのを避けるため、お昼を過ぎた時間にお邪魔して、期待通り人気店のわりには空いている店内でゆっくりと自慢のラーメンを食べさせていただいた。
椅子がいくつあったのかは忘れたが、記憶を頼りに大雑把に説明すれば、10ほどのカウンター席と、4人がけのテーブル席が2つか3つあり、比較的最近改装したのか清潔感と活気のある店内だったという印象である。
人気店だと値段が凄いことになったりするのだが、この店は600円から800円にラーメンの価格が抑えられているあたりも私的には合格点で、食べる前から評価も高いのだが目の前に置かれたレギュラーメニューであるそば（普通の中華そば）を見ても何ら評価に揺るぎない。
お約束の、細めの麺の豚骨醤油のラーメンで、麺を食べてもスープを飲んでもチャーシューを食べても、比較的癖のない仕上がりに仕上がってはいるものの、物足りなくもないしっかりした仕上がりなのがいい。
和歌山ラーメン店の特徴である、早すしと呼ばれる鯖のおすしや茹で卵はお約束で各テーブルに置かれており、ラーメンが来るまでの時間つぶしで食べるのも良し、ラーメンと一緒に食べるのも良しの和歌山スタイルである。
和歌山にはこの店こそが和歌山ラーメンだという超有名店もあるのだが、あまりに有名なので連休などありえない人が行列を作っているのをしばしば見る。
勿論、その有名店に行ったという思い出には代わりようもないのだが、和歌山で美味しいラーメンを食べたいと思う人には、超有名店に比べれば行列はかなり短く間違いなく美味しいこの店も選択肢にしっかり入れて欲しいところである。
このお店は、
お店の名前 楠本屋
電話番号 073-482-1661
お店の場所 和歌山県海南市船尾257-9
営業時間 11:00～23:00
定休日 木曜日
である。
お店の名前 楠本屋
電話番号 073-482-1661
お店の場所 和歌山県海南市船尾257-9
営業時間 11:00～23:00
定休日 木曜日
である。
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