3月11日の大地震の時に私が大阪で会議に出席していたことは既に記事にしたが、新年度となり会議も増え、またまた大阪で会議という話になったのだが、現在の日本を取り巻く状況を踏まえて懇親会は無しという。
個人的にはシラフでお互いの立場の上から淡々と意見をいう昼間の会議より、少しお酒が入ってお互いの立場がある中でどうすれば駒を前に進めることが出来るのかみたいな、議論の方が得るものが多いと感じている。
とはいえ、今の状況で懇親会なんて非常識とも言われかねない状況なのだから、懇親会無しという幹事会社の提案は充分に納得のいくところでもある。

歓迎会も花見も中止という自粛ムード一杯の雰囲気もあったりするのだが、あれもこれも自粛というのもどうかと思うので、他の会社と合同でない事務所単独のこういった試みは厳かにやるようにしている。
地震や津波問題からの復興も大急ぎの作業なのだろうが、日に日に深刻さを増す原発問題が解決しない限り、全国民が復興のために全力でという状況になりにくいのは辛いところである。
みんなが落ち込んでいて復興に必要なエネルギーが培われるはず無いという意見もあれば、これだけ広範囲に深刻な被害を出した災害を前に華やかなイベントは絶対にするべきではないという意見もあろう。
人生最大の華やかなイベントである結婚式を予定していた人も多いと思うし、それ以外でもいろんなイベントを予定していた人や会社もあろうから、何処までが許されるのかを測りかねている人は相当多いはずだ。
人それぞれの意見があるし、被災地からの物理的精神的距離などでも結論は違ってこようが、当分の間、オール電化のCMとか、サザンのTSUNAMIがブラウン管からも液晶パネルからも流れないのは間違いない。
・・・おの・・・