長期的に計画停電を実施するほか、夏場の需要には計画停電だけでは間に合わないとか、都内の水道水から乳児に影響が出かねない放射性物質が出たとか、電車のブラシ工場が今回の震災で影響を受けて部品供給がなされないので、関西圏でも電車の本数を減らすとか、その影響は長期的且つ広範囲なものになっている。

関西に住んでいれば、水のペットボトルは少ないものの、その他の商品はスーパーに普段どおり並んでいるように見えるし、電気もガソリンや軽油等の燃料も若干価格が上がったようではあるものの不足する事体は感じられない。

最も目に付く影響としては、ここ数日テレビCMが多少普通のもやり始めたとはいえ、公共広告機構のものが圧倒的に多く、種類もそんなに多くないようで、仁科亜季子さんやその娘さん、元阪神の赤星さんなんかの姿を見ることがありえないくらいに多いことだろう。

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そんな中、我々転勤族には大引越し作戦のシーズンとなるのだが、関西以西で移動するのにはほとんど影響がないものの、東北や東北をまたいで北海道なんて移動を伴う引越しをする人には大きな影響が出ている。

2年か3年で転勤するうちの会社なので、全体的にはうちの会社だけでも相当の人が引越しをしたりするものの、31日まで今の部署で働いて1日から新しい職場でなんてケースも少なくない。

当然の事ながら30、31日や4月1日に引越しというパターンが多いものの、今年ばかりはトラック事情や交通事情の影響でそのあたりで短時間に引越しを終わらせることは不可能らしく、身体1つで着任して数日待って荷物が着くという事になりそうだ。

東北から他の場所に行く人も逆に他の地域から新たに東北に行くといったケースもあり、被災地に関係する移動の場合は心境も複雑なものなのだろう。

さて、間もなく新年度、人が変わって同じ事務所でも新鮮な空気が流れ始めるこの時期は、私が最も好きな季節である。


 ・・・おの・・・