昨日テレビを見ていると
 天皇盃 全国都道府県対抗男子駅伝競走大会
という駅伝中継をやっていたので思わず見入ってしまった。

この駅伝は、毎年1月の第3日曜日か第4日曜日に広島県で開催される男子の駅伝大会で、全国都道府県対抗女子駅伝に対応するような形で1996年にスタートした大会らしく、今年が16回目となるらしい。

平和記念公園前をスタート&ゴールとし、48kmを7区7人で走る駅伝で、都道府県別の47チームで争われ、日本国籍を持つか日本に生まれ育った人に参加資格があり、登録する都道府県は通う学校の所在地や出身学校の所在地、居住地、本籍地、勤務地などで、中学生から社会人の間の選手で争われる大会である。

テレビで中継を見てると、
「高知の・・・」
と流れてきたので、高知が大健闘かと思いきや、沖縄や北海道とデッドヒートを繰り広げていた故郷の高知が、第3区で遂に他の都道府県を制してビリになったということであった。

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私が若い頃、高知の高校野球はそこそこ強くて、野球に関しては少々誇りに感じるところもあったのだが、駅伝に関してテレビを見ても優勝はおろか半分よりいい成績だった経験はなく、今回も大苦戦しているようであった。

何故かこの大会に相当強い長野が栃木に破れ、優勝は栃木、準優勝が長野になったほか、
 3位 広島、4位 京都、5位 三重、6位 長崎、7位 兵庫、8位 宮城、9位 熊本、10位 千葉、11位 佐賀、12位 秋田
 13位 山口、14位 群馬、15位 福島、16位 福岡、17位 新潟、18位 東京、19位 神奈川、20位 鹿児島
 21位 石川、22位 青森、23位 静岡、24位 岐阜、25位 愛知、26位 大分、27位 大阪、28位 福井、29位 岩手
 30位 岡山、31位 富山、32位 香川、33位 宮崎、34位 徳島、35位 山形、36位 鳥取、37 位 埼玉、38位 和歌山
 39位 茨城、40位 山梨、41位 滋賀、42位 北海道、43位 奈良、44位 島根、45位 高知、46位 愛媛、47位 沖縄
という結果であった。

過去のデータを見てみたところ、高知の成績は10位が最高なのだが、16回のうち12回が30位以下と都道府県の中でもかなり悪い方の成績であるようだ。

人口が違うので分母的に不利かとも思ったが、最優秀都道府県は5回の優勝経験を持つ長野県で、今回栃木が初優勝を飾ったし、東京都も過去最高が9位という結果から見ても、人口がそれほどダイレクトな影響力を持つわけでもないようだ。

離婚率とか、経済の面とか、進学率の問題とか、結構良くないほうにその名前を挙げられるケースの多い高知県、せめてスポーツくらいはもうちょっと頑張って欲しい気がした中継であった。


 ・・・おの・・・