先日の肌を刺すような寒さの中、煙草を吸おうとベランダに出た私は寒さにめげそうになりながらも、ベランダに出た瞬間、肌を刺す寒さではなく、肌を刺すダイレクトな痛みを足に覚えた。
すぐに足の裏を見たところ、右足から血が滴り落ちており、指で何がしか刺さったものを取り除こうとしたのだが、何かが刺さっているのはわかるものの、なかなか上手く抜けてくれない。
数滴の血を滴らせながら、とりあえず煙草を一本吸って部屋に入って足の裏を確認するのだが、ヨガも体操も経験がない私にとって、足の裏が遠すぎて良く判らない。

消毒液で血を取り除いて毛抜きで挟んだところ、上手く引っかかってくれて抜くことが出来、ティッシュの上に置いて良く見れば、長さが2ミリほどの小さなガラスの破片であった。
寒さと共に結構な強風だったので、幸い私の社宅のベランダではガラスは割れていなかったのだが、隣近所で何かが割れてここのベランダにも飛び込んだようであった。
子どものころは棘が刺さるなんて結構あったような気もするし、自分の血を見る機会も多かったような気もするのだが、この年になると久々に何かが刺さった気がするし久々に自分の血を見たような気もする。
しかし、紛争中で多くの命が奪われるような状況がある地域も世界的には多いのだろうが、大の大人が2ミリのガラスが刺さったことをブログの記事にしている日本に生まれて本当に良かったなぁと感じてしまった。
※画像はイメージなのだが、一体何なのか私にも判らない。
・・・おの・・・