日本の古式捕鯨発祥の地で、捕鯨の町として有名な太地町もほど近い、和歌山県串本町で10日に仕掛けていた定置網にミンク鯨がかかり水揚げされて話題となっている。

ミンク鯨は全長5・95メートルであり、漁協では
「年に1頭は網に入るが、こんなに大きいのは初めて。」
と話しているという。

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重さは約3トンと推定され、漁船で漁港まで運んで水揚げされた後、地元の仲買業者が
 353万円
で競り落として販売された。

3530000円を30000(100グラム)で割れば117円となり、安いような高いような微妙な感覚ではあるものの、シーシェパードなど反捕鯨団体の過激な活動が報道される昨今、無事に収穫販売された報道に何故かしらホッとさせられた。

鯨の数は昔から比べて増えているという話もあり、他国の食文化にとやかくいうのは筋違いだと感じるのだが、今年もシーシェパードの捕鯨妨害活動も行われており、そうそう簡単に全面解禁とは行きそうに無いのが少々歯がゆい思いである。

ミンククジラの商業捕鯨は禁止されているが、定置網にかかった場合は手続きすれば販売できるらしい。


 ・・・おの・・・